3. 疑問:貸金庫の鍵がない場合はどうするの?
故人が持っているであろう貸金庫の鍵が見当たらなくても、銀行で保管している副鍵があるので問題ありません。
【ご参考までに…】
銀行の貸金庫の鍵は「正鍵・副鍵」の2本セットです。貸金庫契約時に、正鍵を契約者へお渡しし、副鍵は契約者に確認してもらいながら専用の封筒に入れて封緘します。
割印が押印された封緘袋は、銀行側で厳重に保管されます。
銀行の貸金庫の鍵は、合鍵(スペアキー)を作れません。詳しくは、ご利用の銀行の貸金庫利用規約で確認しましょう。
4. 疑問:貸金庫を契約しているかわからない場合は?
亡くなられたご家族が、どこでどのような取引をしているのかわからないケースもあるでしょう。
貸金庫の契約があるかどうかは、銀行に死亡届を提出した段階でわかりますので、貸金庫がそのまま放置されることはありません。
また、一つの支店に死亡届を提出すると、同一銀行の別支店で取引がないかも確認してもらえます。