Z世代であればとても身近な存在である、XやInstagramなどのSNS。
SNSで見た商品が気になって思わず購入した、ということもあるのではないでしょうか。
これから新年度を迎えるにあたり、家具などの大きな物からちょっとした小物まで、さまざまな買い物をする機会も増えると考えられます。
今回はZ世代の購買行動について、SNSに注目して見ていきます。
1. Z世代の買い物の仕方とは?
「僕と私と株式会社」が実施した「Z世代に聞いた!Instagramと購買行動に関する調査」を見ていきましょう。
調査概要
- 調査期間:2024年9月25日
- 調査方法:インターネットを利用したアンケート
- 調査対象:Instagramを週1回以上利用するZ世代(20~30歳)男女
- 有効回答数:500名
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合があります。
1.1 Z世代の半数以上「ブランド・企業のアカウントをフォローしている」
「『Instagram』でフォローしているブランドや企業はありますか?」という質問に対し、56.8%の人が「はい」と回答したことがわかりました。
1.2 Z世代の6割以上「Instagramに購買意欲が掻き立てられている」
さらに、「『Instagram』で見た情報があなたの購買意欲に影響を与えたことはありますか?」という質問に対し、18.2%が「よくある」と回答しました。
42.8%は「時々ある」と回答しており、6割以上がInstagramに購買意欲が掻き立てられているとわかります。
また、35%のZ世代が「Instagram上でブランドやインフルエンサーの投稿から商品を購入したことがある」と回答しています。
このことから、InstagramがZ世代の興味を引くだけではなく、行動まで促されることもあるとわかります。
2. 【Z世代の購買事情】Instagramで購入されるものとは?
Instagramの投稿から購入につながった人に、どのようなジャンルのものを購入したか尋ねると、「ファッション」が57.1%となりました。
次いで「ビューティー」が49.7%と多くなっています。写真を投稿するInstagramならではのジャンルが、上位に来ていると言えるでしょう。
そして「インテリア・家具」が28.0%、「食品・飲料」が26.9%と続いています。
おしゃれなインテリアや、「インスタ映え」するような食品などが興味を引いているのかもしれませんね。
購入した価格帯を尋ねると、「ファッション」や「ビューティー」では「2001円〜5000円」が最多に。
「インテリア・家具」「食品・飲料」では「5001円〜1万円」が最多となっています。
ジャンルにると価格帯の違いはありますが、おおむね「2001円〜1万円」の商品を購入しているとわかります。
3. Z世代がSNSで求めるものは?
続いて博報堂買物研究所の「Z世代×ニューコマース」調査から、Z世代が買い物をする際にSNSに求めるものを見ていきましょう。
3.1 調査概要
定量調査
- 調査期間:2023年1月
- 調査地域:日本全国
- 調査方法:インターネットリサーチ
- 調査対象:男女15~59歳かつ直近一年以内EC利用者
- 有効回答数:3,843サンプル
定性調査
- 調査期間:2023年2月
- 調査地域:日本全国
- 調査方法:オンラインデプスインタビュー
- 調査対象:2023年1月実施定量調査対象者のうちのZ世代(15~25歳)男女
- 有効回答数:5サンプル
3.2 Z世代は「バイヤー型消費」
Z世代はSNSやリアル店舗などから欲しい商品の情報を集め、その情報が信用できるかを見極めたうえで購買行動を行っているとのことです。
これがバイヤーの購買行動と似ていることから、Z世代は「バイヤー型消費」を行っていると言えます。
「企業が発信する情報よりも、評価が高い個人のSNSの情報を参考にして買うことが多い」と回答した人は、X世代が23%、Y世代が35%であるのに対し、Z世代は51%と高くなっています。
「見極め」を行うために、Z世代はインフルエンサーの投稿を見ているとわかります。
また、どの世代でも「透明性」を求める傾向は変わらないものの、SNSを利用するZ世代だからこそ「PR案件ではない」ということを大切にしているのがわかります。
4. まとめにかえて
Z世代の6割以上はSNSの投稿から商品に興味を持ち、3分の1がSNSの投稿経由で商品を購入しているとわかりました。
また、SNSを活用することで、商品の見極めを行ったり、インフルエンサーなどの「本音」から信憑性を確かめていることもわかりました。
Z世代は「バイヤー型消費」という言葉からもわかる通り、自分で情報を探索して良いと思ったものを買っていく、主体性が高い消費を行っていると言えるでしょう。
参考資料
LIMO・U23編集部