数年前までは存在しなかった定期購読という意味合いで使われる「サブスク」。皆さんは利用したことがあるでしょうか。

今回はZ世代が利用しているサブスクの実情について、大学生筆者の意見もまじえつつ「月にいくら使ってる?」や「どんなサブスクを利用しているか?」などを見ていきましょう。

まずサブスクとは何か?という素朴なギモンを解消していきましょう。

1. あなたは知ってる?「サブスクリプション」とは

サブスクリプション・サービスの概要1/5

サブスクリプション・サービスの概要

出所:消費者庁 サブスクリプション・サービスの動向整理資料

サブスクリプション・サービスとは、月額料金等の定額を支払うことにより、契約期間中、商品やサービスの利用が可能となるものを言います。

動画や音楽、電子書籍・雑誌等のデジタルコンテンツ、ソフトウェアなどではサブスクリプション型での提供が普及しています。

デジタルコンテンツ等以外においては、定期購入のような切り売り型と呼ばれるスタイルで提供されています。
最近ではこれら商品についても一定期間利用できるサービスとして提供されることが増えています。
おやつのサブスク、花束のサブスク、香水のサブスクなど、様々にバリエーションが広がっています。

このサブスクというサービス、どのくらい普及しているのでしょうか?
今回はZ世代を対象に行われたアンケート調査「サブスクに関する実態調査」の結果をもとに、Z世代の傾向に焦点を当てて見ていきます。
調査概要は以下の通りです。

調査概要

  • 調査期間:2024年5月14日~2024年5月18日
  • 調査機関:株式会社アップデイト(自社調査)
  • 調査対象:47都道府県在住のZ世代男女
  • 有効回答数:886
  • 調査方法:インターネット調査(「Fastask」使用)

2. どのくらいの人がサブスク利用してるの?Z世代の『7割以上』!

サブスクを利用していますか?

  • はい:71%
  • いいえ:29%

Z世代の7割以上がサブスクを利用しているということが分かります。
Z世代の中でサブスクがかなり浸透してきていますね。

実際、サブスクを利用していない人の方が珍しいくらい、友人たちもなにかしらのサブスクを利用しています。
そして、1個のサブスクを選んで利用、ということが減ってきているように思います。

3. サブスクは複数かけもちが当たり前?

何個のサブスクに入っていますか?

  • 1個:25.7%
  • 2個:32.1%
  • 3個:27.0%
  • 4個:7.9%
  • 5個:2.9%
  • それ以上:4.4%

割合として1番多いのは「2個」という結果でした。大体の大学生は、音楽系アプリケーションのサブスクと、映画系のサブスクをしている印象。音楽を好きなだけ聞き放題、というような制限の少ないサービスが人気です。

便利に生活するために、複数掛け持ちしてサブスクを利用するのはもはや常識の域かもしれません。

では、実際にどんなサブスクを利用しているのか見てみましょう。

4. どんなサブスク使ってるの?

どんなサブスクに入っていますか?(当てはまるものを全て回答)

  • 動画配信:62.3%
  • 音楽:55.6%
  • 本・漫画:21.1%
  • マッチングアプリ:11.4%
  • ゲーム:10.5%

圧倒的に多いのがやはり「動画配信」「音楽」

最近は動画配信サービスもバリエーションがかなり広く、YouTube、Netflix、Abema、Amazonなど様々です。
音楽もYouTubemusicやAmazonmusic、Spotifyなど。

サブスク契約をすると広告が除去されるほか、オフライン時に備えて保存をすることも可能なため、移動時間に重宝する人が多い印象です。

本や漫画も、紙媒体のみだったコンテンツがスワイプ1つで確認できるようになり、どの漫画も「月額支払えば読み放題」のようなサービスが増えてきています。
マッチングアプリのサブスクも現代らしさがありますね。

ではこのように様々なサービスがあるなか、サブスクにどのくらいのお金を支払っているのでしょうか?

5. サブスクにいくら使ってるの?

サブスクに月いくら使ってますか?

  • 1000円未満:24.9%
  • 1000円~3000円:35.6%
  • 3000円~5000円:23.8%
  • 5000円~1万円:10.5%

1番多い層は1000円~3000円ということが分かります。多くて3000円程度であれば、大学生ならバイト代で余裕でまかなえます。しかし個人的には5000円でも高いように思えます。1万円ほど月に支払っている人がいるのは驚きです。

しかし、サブスク1つ1つは月額表記でなんとなくお安く見えてしまうため、塵も積もればという言葉もあるように、全てのサブスク料金を合算すると意外と高い、なんてことはありえます。

6. 【参考】一般大学生のサブスク事情~サブスクで推し活する例~

ではここで参考程度ですが、筆者の月額サブスクを公開してみようかと思います。
私は現在大学3年生、アルバイトは週1回で、LIMOでのインターンとかけもちしています。

利用しているサブスク

  • Amazon prime student:月額200円
  • Spotify premium student:月額480円
  • Twitch サブスク:月額4.99$(執筆時点で743.79円)

合計:月額およそ1400円

さきほどのアンケートと比較すると、なかなか一般的な金額と言えますね。
大学生の場合だと、学割でサブスクすることができる場合がほとんどなので、お得に利用することができます。
私は全て個人でサブスクをしていますが、ファミリープランで契約して利用している友人もいます。

Amazon primeやSpotifyは有名なサブスクのコンテンツですが、「ついっちってなんだ?」となった方もいるかもしれません。

Twitchというのは、YouTubeやニコニコ動画のような配信サービスです。ストリーマーと称される配信者が面白い配信や、ゲーム実況などをリアルタイムで提供します。このサービスでのサブスクはいわゆる「投げ銭」「メンバーシップ」のようなシステムで、特定の応援したいチャンネルにサブスクをすることができるのです。
つまり、月額700円ほどを「推し」に投じていることになります。

かつてもっと熱心なオタクだったころは複数の人にサブスクを投げていたため、月額がTwitchだけで4000円以上かかっている時もありました......。

「推し活」が有名な言葉になり、YouTubeのメンバーシップに登録している人も少なくない現代。こうしたサブスクの使い道もあるという一例になれたら幸いです。

7. サブスク掛け持ちはお金に気を付けて

今回はZ世代・大学生のサブスク事情について見ていきました。
複数サブスク掛け持ちが一般的になりつつある今、いちどサブスクの管理や月額のチェックは必要かもしれません。便利!と登録するのは簡単ですが、毎月毎月支払ったら年間いくらなのか、そのサービスは本当に必要なのか、などよく確認することが大事です。

また、こうしたサブスクは解約の手続きがけっこう面倒で放置しがちです。
サブスクの管理をしっかりすることで、賢くお金を使っていきたいですね。

参考資料

LIMO・U23編集部