3. 新NISAで積立投資!65歳までにいくらになるかシミュレーション
それでは、積立投資で65歳までに資産をどのくらい築けるのか、今年再スタートした「新NISA」を利用したケースでシミュレーションしていきます。
新NISAでは、つみたて投資枠と成長投資枠の両方で、積立投資が可能です。また、両枠を同時に使用することも可能なので、賢く活用して効率的な資産形成に役立てましょう。
シミュレーションの期待リターンは4%とします。この4%はGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が運用している年金積立金のリターン(市場運用開始以降・年4.26%)とほぼ同じです。
国内外株式と国内外債券に、ほぼ4分の1ずつ投資するポートフォリオから得られるリターンですから、投資初心者も参考にしてみてください。
3.1 【参考】みんなの積立額はいくら?
一般社団法人 投資信託協会がおこなった、NISAに関するアンケート調査によると、成長投資枠での積立希望額(月額)の平均は4.8万円、つみたて投資枠では3.3万円となっています。
希望額なので実際に投資している額とは異なりますが、3~5万円程度の積立を希望している方が多いことがわかります。この数字をもとに、毎月の積立額が3万円と5万円のケースでシミュレーションしてみましょう。
3.2 【年齢別シミュレーション①】毎月3万円・年4%(複利)・65歳まで運用するケース
- 25歳 運用期間40年 3546万円
- 30歳 運用期間35年 2741万円
- 40歳 運用期間25年 1542万円
- 50歳 運用期間15年 738万円
- 55歳 運用期間10年 442万円