2. 兵庫県の「人口が多い市」を比較すると…
総務省が公表している「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」によると、兵庫県で二番目に「人口が多い市」は姫路市です。気になる人口は、52万5884人(2024年1月1日時点)となっています。
姫路市と人口が同じ規模の県や市区町村には、鳥取県(54万207人)、 東京都江東区(53万9108人)、栃木県宇都宮市(51万5831人)などがあります。
姫路市は兵庫県の南西部に位置する中核市で、世界文化遺産の姫路城を有しています。市の面積は豊岡市、宍粟市、神戸市に次いで兵庫県で4番目の大きさ。2006年に家島町、夢前町、香寺町、安富町と合併して現在の市域となりました。
姫路市に次いで人口が多いのは、西宮市の48万2594人。そして尼崎市の45万8046人、明石市の30万6760人となっています。
ちなみに、兵庫県全体の人口は542万6863人で、一番人口が多い神戸市の人口は150万425人、一番人口が少ない市は養父市の2万1489人となっています。
3. 兵庫県の県内総生産は名目22兆5063億円
ここからは姫路市を有する兵庫県について紹介します。
日本列島のほぼ中央に位置し、日本標準時を決める東経135度の子午線が南北に走っている兵庫県。京都府、大阪府、鳥取県、岡山県に接し、北部は日本海、南部は瀬戸内海に面しています。
県の面積は、国土の2.2%にあたる8400.82平方キロメートル。明治時代には400を超える町や村がありましたが、合併により現在の市町数は41(29市12町)です。県庁所在地である神戸市が政令指定都市に、姫路市、尼崎市、明石市、西宮市が中核市に指定されています。
経済面を見てみると、2021年度の県内総生産は、名目22兆5063億円。1人当たり県民所得は300万円でした。
いかがでしょうか。今回は兵庫県で二番目に「人口が多い市」について紹介しました。
3.1 調査概要
- 調査日:2024年11月28日
- 調査人数:100人(全国の10歳代~60歳代)
- クロス・マーケティング QiQUMOを利用した調査
参考資料
- クロス・マーケティング QiQUMO
- 国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調」
- 総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」
- 姫路市「姫路市はいつ、どこと合併しましたか?また、いままでの合併の変遷について教えてください。」
- 兵庫県「令和3年度兵庫県民経済計算」
小野田 裕太