2. 元銀行員が見た!貯蓄下手な人がやりがちな行動3選
貯蓄下手な人には、実はある共通した特徴があります。
ここからは、筆者が銀行員としての経験で見た貯蓄下手な人のやりがちな行動と、その改善ポイントを紹介していきます。
2.1 行動(その1):周りの言動が判断基準になってしまう
昨今、新NISAやiDeCoなど、貯蓄よりも投資への情報があふれています。
そのことから、自分が本当に投資が必要なのかを熟考することなく、「みんなが新NISAをはじめているから、よくわからないけどみんなが買っている投資信託を買おう」などと、安易に決断してしまう人はやはり貯蓄下手な印象があります。
それに対して、貯蓄上手な人は周りの言動に影響されることなく、自身は資産とどう付き合っていきたいのか、判断軸を持っている傾向にあります。
貯蓄をするのか、投資をするのか、自分の判断軸を一度考えてみてはいかがでしょうか。
2.2 行動(その2):短期的な利益を優先してしまう
臨時収入があると、つい大きな買い物をして使ってしまうという人も多いのではないでしょうか。
貯蓄下手な人は、短期的な利益を優先してしまうことが多いように感じます。
例えば、10万円の臨時収入をそのまま使うと、10万円分の価値にしかなりません。
しかし、この10万円を年率6%の利回りで10年間運用すれば、約17万9000円(複利で計算)の価値に増やすことができます。
短期的な利益はわかりやすいですが、、長期的な視点で資産をとらえる習慣を身につけることで、貯蓄上手への第一歩を踏み出せるかもしれません。