高等教育を希望する学生や保護者にとっては、進学にかかる費用は大きな関心事項です。
奨学金の制度を利用するか検討をする家庭も数多くあるでしょう。
そこで本記事では、現在募集中の給付型奨学金、そして2023年度の人気「給付型奨学金」ベスト5でご紹介します。
まず初めに、国内最大の奨学金サイト「ガクシー」が紹介している奨学金の中から、「12月でも申し込み可能な給付型の奨学金(機械・工学・化学・電気・電子・通信工学分野の学生対象)」人気の2事業をご紹介していきます。
※今回ご紹介する奨学金の情報は、公開時に締め切りまでが7日以上あるものです。そのため、閲覧時点においては、希望される奨学金の募集がすでに締め切られている場合がございます。また各種情報や条件についても変更になっている場合がございます。あらかじめご了承ください。
1. 【奨学金】2024年12月でも申し込み可能な「給付型奨学金」2選・その1
2024年12月でも申し込み可能な給付型奨学金(機械・工学・化学・電気・電子・通信工学分野の学生対象)、人気の2事業をご紹介します。
1.1 【12月でも申し込み可能な給付型奨学金】一般財団法人荒井芳男記念財団 「一般財団法人荒井芳男記念財団 2025年度奨学金」
【対象の課程】大学
【応募者の地域条件】地域の制限なし
【奨学金の種類】給付型
【申込み期間】2024年10月01日(火)~12月22日(日)当日消印有効
【支給人数】35名程度
【支給金額/人】40万円(年額10万円)
【支給期間】4年間(1年次から入学の場合)
【成績制限】ー
【所得制限】ー
【修学支援制度との併用】ー
【他の給付型との併用】可能
【専攻分野】機械系、工学系、化学系、電気系
【専攻分野の詳細】4年制大学の1年生以上に在籍する大学生
【資格・条件】奨学金への応募ができる方は、以下の項目すべてに該当する方となります。また、他の奨学金等との併用についての制限はありません。
1)2025 年 4 月 1 日現在において、日本の4年制大学の 1 年生以上に在籍する大学生である者(現時点で大学院生は除く)2025 年 4 月 1 日から大学院へ進学される方は基本的にご応募不可です。一方応募人数にもよりますが、低所得者の救済措置として応募を許可する場合もあります。その際は「事前審査表」と「合格通知書」を提出して頂きます。2025 年 4 月 1 日から就職される場合はご応募出来ませんので予めご留意下さい。
2)学部、学科は機械系、工学系、化学系、電気系である者(生命化学、生物科学、薬学等除く)
3)2024 年 4 月 1 日現在、23 歳以下である者
4)2024 年 4 月 1 日現在、日本国籍または日本の永住権を有する者
5)最短修業年限にて卒業の見込みがある者
6)過去に当財団の奨学金または研究助成金を受給していない者(支給は一度限り)
7)当財団の奨学生ではない者
8)学業優秀であり、品行方正である者
9)経済的支援を必要とする者(両親不在、母子家庭、他経済的な理由により学費の支弁が困難である世帯等)
10)当財団が定める報告書を期日までに提出できる者
【募集団体】一般財団法人荒井芳男記念財団
【奨学金概要】2025 年度奨学金募集要項
2. 【奨学金】2024年12月でも申し込み可能な「給付型奨学金」2選・その2
続いて、近畿地域(滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県及び和歌山県)並びに福井県、岐阜県、愛知県及び三重県の大学対象の奨学金事業をご紹介します。
2.1 【12月でも申し込み可能な給付型奨学金】公益財団法人アイコム電子通信工学振興財団「アイコム電子通信工学振興財団奨学金(2025年度)」
【対象】大学,大学院
【応募者の地域条件】福井県,岐阜県,愛知県,三重県,滋賀県,京都府,大阪府,兵庫県,奈良県,和歌山県
【奨学金の種類】給付型奨学金
【申込み期間】2025年1月6日(月)から2025年1月21日(火)まで(1月21日消印有効)
【支給人数】90名予定
【支給金額/人】60万円(月額5万円)
【支給期間】大学3年以上(高等専門学校は専攻科)又は大学院に在籍する令和7年4月1日から1年間
【成績制限】なし
【所得制限】なし
【修学支援制度との併用】ー
【他の給付型との併用】可能(他の奨学金との併給は支障ありません)
【専攻分野】電子通信工学
【専攻分野の詳細】電子通信工学を学ぶ大学3年以上、大学院に在籍する者
【資格・条件】
(1)近畿地域(滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県及び和歌山県をいう。)並びに福井県、岐阜県、愛知県及び三重県の大学(高等専門学校専攻科を含む。以下、この要項において同じ。)又は大学院で電子通信工学関係を学んでいる者であって、次の①及び②のいずれかに該当する者。なお、応募は本財団の当該年度における調査・研究助成金との併願は認めません。
① 大学生は給付の時期に3年以上(高等専門学校生は専攻科)に在学のこと。
② 大学院生は給付の時期に在学のこと。
(2)前項において、主たる生計維持者が不慮の事故等で、在学中に学費の支出が困難になった者については、選考において一定の考慮を行います。(奨学生願書の奨学生を希望する理由及び使用目的欄に記載)
【募集団体】公益財団法人アイコム電子通信工学振興財団
【奨学金概要】令和7年度(第22期)奨学生募集要項
いかがでしたでしょうか。
今回は、専攻分野に指定はあるものの、12月でもまだ受付中の人気の給付型奨学金2選をご紹介しました。
大学3年生から対象の制度もあるなど、在学中であってもまだまだ受給可能な奨学金があることもわかります。
本記事でご紹介した以外の奨学金の情報を知りたい方は、奨学金情報が数多く掲載されている「ガクシー」のサイトをご確認いただくのもおすすめです。
3. 【一覧表】2023年度「人気給付奨学金ランキング」ベスト5
近年、返済の必要がない「給付型」奨学金が増えています。
ここで株式会社ガクシーが2023年に発表した「給付奨学金」のランキングベスト5をご紹介しましょう。
このランキングは、ガクシーにおいて、2023年に募集された給付奨学金の中から「支給人数」および「1人あたりの支給金額」に加えて「対象の制限が少ない」奨学金、且つガクシーのサイトで人気があるものを、ガクシーの編集部がピックアップしたものです。
3.1 1位 公益財団法人日本教育公務員弘済会 - 日教弘給付奨学金_2023年度
圧倒的な支給人数と、専攻分野に制限なく、多くの高校生が対象になることから1位にランクインです。
対象:高校生
支給人数:8,764人 ※令和4年度実績
支給期間:採用後に一括給付
支給金額:50万円以内
3.2 2位 公益財団法人キーエンス財団 - 2023年度給付型奨学生
支給人数の多さに加えて学業成績や家庭の所得制限、専攻分野の制限がなく、多くの学生へ奨学金の需給機会を提供している点がランクインのポイントになりました。
対象:大学進学
支給人数:600名程度
支給期間:4年間(最短修業年限)
支給金額:480万円 月額10万円(年額120万円)
3.3 3位 独立行政法人 日本学生支援機構(JASSO) - 海外留学支援制度
日本の大学生へ留学する際の経済的な支援を目的とした国費による奨学金。成績や家庭の所得制限などはあるものの、実費分を含めた支給総額が多いことが特徴として挙げられます。
対象:大学生の海外留学
支給人数:学部78名、大学院151名
支給期間:学部学位取得型は原則4年間、修士コース2年、博士コース3年間
支給金額:
【学部】 奨学金:月額5万9000円~11万8000円・授業料:年度300万円を上限とする実費額
【大学院】奨学金:月額8万9,000円~14万8000円・授業料:年度300万円を上限とする実費額
3.4 4位 公益財団法人業務スーパージャパンドリーム財団 - 公益・派遣留学奨学生_2023年度
官民協働で運営する奨学金制度です。学生自身が設定した留学プログラムに対し、その計画費用を支援しています。
対象:大学生の海外留学
支給人数:700名
支給期間:原則12ヶ月以内
支給金額:月額15万円〜20万円
3.5 5位 文部科学省 - トビタテ!留学JAPAN 新・日本代表プログラム_2023年度
一時的な経済支援を提供する奨学金です。学業成績や家庭の所得制限、専攻分野の制限、他の奨学金等との併用の制限がなく、自由度の高い奨学金であることが特徴です。
対象:高校生および大学生の海外留学
支給人数:高校生580名、大学生225名
支給金額:留学にかかる費用の一部支援(家計基準により支給額が異なる)
いかがでしたでしょうか。
「奨学金イコール借金」のイメージがまだまだ強い奨学金ですが、給付型の奨学金であれば、卒業後に返済の心配をすることなく、学業や仕事に専念することが可能です。
また少し前の奨学金制度に比べると、公的なものや民間、官民協働など、多種多様な奨学金事業が充実してきています。
経済的な理由で進学を断念することがないように、奨学金を積極的に検討していきたいですね。


