3.3 副業をする
現在の仕事を続けながら、副業を始めて収入アップを目指す方法もあります。国も、働き方改革として、副業・兼業に安心して取り組めるような環境整備を行っているとされています。
ただし、勤務先が副業禁止の場合はできないため、就業規則などで必ず確認してください。
副業に向いている仕事として、クラウドソーシングを活用したライティングやイラスト作成、プログラミングなどがおすすめです。スキルがあればその分高収入も期待できます。
とはいえ、副業をすればそれだけ時間や体力を要するため、本業に支障をきたす可能性があります。本業やご自身の健康に無理のないように取り組みましょう。
3.4 給与水準の高い企業に転職する
現在勤務している企業では大きな収入アップが望めない場合などは、同業種で給与水準の高い企業に転職をするという選択肢もあります。一般的に、企業規模が大きくなるほど給与水準も高くなる傾向があります。
同業種であれば、これまでのキャリアを活かせるうえ、新しい仕事に慣れるまでの時間も少なくて済むでしょう。
ただし、必ずしも収入アップが約束されるわけではないことや、新しい環境で一から始めなければならないことなどに注意し、転職先の選定やタイミングなど、慎重に判断することが大切です。
4. まとめにかえて
給与所得者の平均年収は460万円とされていますが、業種によっても平均額は異なります。「電気・ガス・熱供給・水道業」や「金融業、保険業」、「情報通信業」などが平均給与の高い業種となっています。
収入をさらに増やしたいと考えている方は、本記事でご紹介した方法も参考にしていただき、収入アップを図ってみてはいかがでしょうか。
参考資料
木内 菜穂子