年収は年齢や勤続年数、企業規模などさまざまな要因によって異なりますが、業種によっても異なることをご存じでしょうか?特に、これから就職や転職をする方などは、どの業種が高収入を得られるのか気になるかもしれませんね。
本記事では、平均給与の高い業種TOP10をランキングで解説するとともに、収入アップが見込める方法をご紹介していきます。
1. 給与所得者の平均給与は460万円
国税庁が公表した「令和5年分 民間給与実態統計調査-調査結果報告-」 によると、1年を通じて勤務した給与所得者の平均給与は460万円とされており、前年と比較して0.4%の増加となっています。男女別に見ると、男性が569万円(0.9%増)、女性が316万円(0.7%増)です。
また、正社員と正社員以外の平均給与に分けて見ると、正社員は530万円(1.3%増)、正社員以外は202万円(0.7%増)です。これを男女別に見ると、正社員男性が594万円(1.7%増)、女性が413万円(1.4%増)。正社員以外の男性が269万円(0.7%減)、女性が169万円(1.7%増)となっています。
正社員以外の男性は若干減少していますが、全体として平均給与は増加傾向にあることがわかります。