春に始めやすい「リボベジ(再生野菜)」。

私は「リボーンベジタブル研究所」として、取材や生活を通して野菜のヘタや捨てていた部分を楽しむリボべジの楽しみ方を探っています。あくまで家庭でできる範囲で、飾ることも楽しみながら。

なかでも豆苗は、初心者でも再生させやすいとして知られる野菜です。たんぱく質やβ-カロテン、葉酸、ビタミンCを含み、栄養価も高いんですよ。

節約になるから人気、というだけではなく、数日でぐんぐん伸びる変化が見えやすいのも豆苗の魅力。

だからこそ、2回目を気持ちよく育てるコツは、ぜひ最初に知っておきたいところです。実は豆苗は、最初に切る場所でその後の伸び方が変わります!

1. 〈豆苗リボベジ実践のコツ!その1〉まずは「脇芽」を残して切ること

スーパーなどで100円~150円ほどで購入できる豆苗。その「2回目」をしっかり育てたいなら、根元ぎりぎりで切らないことが大切です。

ポイントは、豆の上にある葉(脇芽)を残して切ること。「豆の上に葉(脇芽)が2つあるあたり」で切るのが目安です。

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豆苗カットのコツ写真

豆苗の脇芽を残してカットします

豆苗生産の国内大手・村上農園の検証でも、上側の脇芽を残して切ったほうが生育が早く、脇芽を残さず切った場合より2日早く収穫できたとしています。

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購入して料理に使うとき、つい豆ぎりぎりでカットしそうになりますが、脇芽の上で切るのがコツ。

購入して料理に使うとき、つい豆ぎりぎりでカットしそうになりますが、脇芽の上で切るのがコツ

1回目のボリュームを優先して下のほうで切りたくなりますが、豆苗のリボベジでは「たくさん切る」より「少し残す」ほうが次につながる、というわけです。

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実際に脇芽を残すようにカットして育ててみると、しっかり伸びてこの通りです。

よく「豆苗の2回目の生育はヒョロッとしてしまう」という声を聞きますが、脇芽を残して切れば、しっかり伸びやすくなります。食べても1回目と変わらない食感ですよ。

2. 〈豆苗リボベジ実践のコツ!その2〉水の量は「根がつかるくらい」で十分

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水は根だけがつかるくらい

水は根だけがつかるくらい

切ったあとは、根元を容器に入れて水につけます。

ただし、水が多ければいいわけではありません。干からびないようにと水をたっぷり入れたくなりますが、豆の部分まで水につかると、傷みやにおいの原因になりやすくなります。

まずは「根だけがつかるくらい」を目安にすると、管理しやすくなります。

3. 〈豆苗リボベジ実践のコツ!その3〉水は、朝晩替えること

豆苗のリボベジ(再生栽培)では、水を清潔に保つことも大切です。

できたら毎日2回は取り替えるのがよいでしょう。難しければ、1回は必ず。新しい水に替える習慣をつけると、ぬめりや傷みを防ぎやすくなります。

減った分を足すだけより、いったん捨てて入れ替えるほうが安心です。容器も洗うとなおよし。手間は少しかかりますが、このひと手間で豆苗の状態は変わりやすくなります。

伸びていく様子を見ていると、ちょっと元気をもらえるのも豆苗のいいところ。土もいらない、家でできる簡単ミニガーデニングとして、ぜひお試しください!

※写真はすべて筆者撮影

参考資料