2. 50歳代に必要な保障とは
50歳代になると、40歳代までとは異なった保障が必要になります。子どもが独立すれば、これまでのような高額な保険金額に加入する必要は少なくなるため、保障の見直しが必要になるでしょう。
また、50歳代になると、医療機関で受療する方が多くなります。厚生労働省の「令和2年(2020)患者調査(確定数)の概況」によると、病気やけがで入院や通院をする人数は、50歳代になると40歳代までよりも多くなります。
60歳代以降も年齢とともに受療する可能性が高くなるため、十分な医療保障を付けておくことが大切です。医療保険は、加入申し込みをする際に、現在の健康状態や持病・既往歴などを申告する必要があります。
生命保険会社が、健康状態に問題ありと判断すると、希望する医療保険に加入できなかったり、加入できても保障が制限されたり、保険料が割高になったりする可能性があります。
医療保険には、健康状態が少しでも良好なうちに加入するのがポイントです。