【新NISAシミュレーション】積立投資：月3万円を30年間続けた場合いくらになる？一覧で結果を確認 2024年1月から新NISAへ

2. 新NISA「つみたて投資枠」で積立投資「月3万円×年率3％×30年間」のシミュレーション

新NISAのつみたて投資枠を活用して積立投資をおこなった際の、資産の増え方を見ていきましょう。

今回は「月々3万円を積み立て、年率3％で運用し、30年間続ける」という設定でシミュレーションします。

2.1 積立投資「月3万円×年率3％×30年間」のシミュレーション結果

元本・運用収益：総額

• 開始：0円
• 2年目：72万円・2万1085円：74万1085円
• 4年目：144万円・8万7936円：152万7936円
• 6年目：216万円・20万3382円：236万3382円
• 8年目：288万円・37万422円：325万422円
• 10年目：360万円・59万2243円：419万2243円
• 12年目：432万円・87万2228円：519万2228円
• 14年目：504万円・121万3969円：625万3969円
• 16年目：576万円・162万1280円：738万1280円
• 18年目：648万円・209万8210円：857万8210円
• 20年目：720万円・264万9060円：984万9060円
• 22年目：792万円・327万8393円：1119万8393円
• 24年目：864万円・399万1058円：1263万1058円
• 26年目：936万円・479万2199円：1415万2199円
• 28年目：1008万円・568万7281円：1576万7281円
• 30年目：1080万円・668万2107円：1748万2107円

30年間、毎月3万円を積み立てて年率3％で運用できた場合、元本1080万円が1748万2107円に増えます。このときの投資利益は668万2107円です。

通常の証券口座（特定口座・一般口座）の場合、668万円ほどの利益に対して約20％（約133万6000円）の税金が差し引かれることになります。

一方、NISA口座を利用すれば、この税金がかからず、利益をそのまま全額受け取ることができるのです。

今回のシミュレーションでは、積立投資による資産の増え方についてイメージをお伝えしました。ただし、実際の運用がシミュレーション通りに進むとは限らない点には注意が必要です。

利益を大きく出せる年や月がある一方で、損失が出る時期もあるかもしれません。しかし、長期的に運用を続けることで値動きの上下が平準化され、リスクを抑える効果が期待できます。

市場の動きに一喜一憂せず、長期的な視点でコツコツ運用を続けること。これが、資産を増やすための大切なポイントと言えるでしょう。