4. まとめにかえて

NISAの仕組みや特徴、15年間活用した場合の運用した場合のシミュレーションについて確認してきました。

何%で運用できるかはあらかじめ分かっておらず、やってみなければ分からないというのがリスクとしてよく言われる部分です。

「もしかすると元本を割ってしまうのでは」と思うと、なかなか怖くて踏み出せない人もいるのではないでしょうか。

積立投資を行う上でのポイントは「長期・積立・分散」の3つです。

積立投資は、短期間でリターンを求めるものではなく、最低でも10年、できれば20年以上の保有期間をとることが望ましいといえます。

一喜一憂するのではなく、長い目で「お金を育てる」という感覚が望ましいでしょう。

また、タイミングを見て一括で投資をするのではなく、継続して積立を行うことが大切です。いわゆる「ドルコスト平均法」という考え方です。

そして、偏った投資をするのではなく、活用する商品や地域など、できる限り分けて行うようにしましょう。

「卵は一つのかごに盛るな」という投資を行う上での格言があります。一つの資産に集中していた場合、その資産がコケてしまうと資産が全滅してしまいます。

リスクを回避する上でこの考え方は非常に重要です。

以上3つのポイントを意識して、ぜひ自分に合った資産運用にチャレンジしてみて下さいね。