【低所得者や年金生活世帯へ】過去にはどのような給付金があった？65歳以上で「住民税課税世帯」となる年収目安は？《一覧表》年代別：住民税非課税世帯の割合

2. 低年金世帯を支える「年金生活者支援給付金」とは

年金生活者支援給付金は、「老齢年金（国民年金）」「障害年金」「遺族年金」を受給中の方で、特定の条件を満たす場合に年金に上乗せして支給される給付金です。

65歳以上の老齢基礎年金の受給者である
同一世帯の全員が市町村民税非課税である
前年の公的年金等の収入金額（※1）とその他の所得との合計額が1956（昭和31）年4月2日以後に生まれの人は88万9300円以下、1956年年4月1日以前生まれの人は88万7700円以下（※2）である

※1）障害年金・遺族年金等の非課税収入は含まれない
※2）昭和31年4月2日以後に生まれた人で78万9300円を超え88万9300円以下である人、昭和31年4月1日以前に生まれた人で78万7700円を超え88万7700円以下である人には、「補足的老齢年金生活者支援給付金」が支給される

※1）障害年金等の非課税収入は、年金生活者支援給付金の判定に用いる所得には含まれない
※2）扶養親族等の数に応じて増額

※1）遺族年金等の非課税収入は、年金生活者支援給付金の判定に用いる所得には含まれない
※2）扶養親族等の数に応じて増額

各年金生活者支援給付金の対象者に対して、それぞれ給付金が支給されています。

2024年度の年金生活者支援給付金の給付金額例