3. 富裕層から学びたい「本当に買うべきもの」とは?
では、具体的に富裕層たちはどのようなものにお金を使っているのでしょうか。別の調査結果をもとに、ラグジュアリーカード会員たちの「直近1年で買った最も高いもの」と、その金額を見ていきたいと思います。
3.1 「ラグジュアリーカード会員 ライフスタイルに関する調査」【調査概要】
- 調査期間:2024年2月21日〜2月26日
- 調査方法:インターネット調査
- 対象者 :ラグジュアリーカード会員のうち世帯年収2000万円以上の方
- 調査人数:342名
3.2 直近1年で買った「最も高いもの&金額」
次に、ラグジュアリーカードの「ライフスタイルに関する調査」によると、富裕層が直近1年で購入した最も高額なものは「不動産」で、その金額は15億円。
その他にも「一棟マンション(賃貸物件)」「マンション」「ドバイの不動産」といった不動産や、「自家用車」「時計」などリセールバリューが高い項目への支出が多いですね。
「会社」「クリニック」などの企業や施設など、ダイナミックで投資性の高いビジネス支出が含まれている点も、富裕層らしいですね。
単に「物を買う」だけではなく、その対象がさらなる利益を生むかまでを綿密に計算しているのでしょう。
こうしたマネー感覚こそ、富裕層たちの資金管理能力に自然と繋がっていくのかもしれません。富裕層たちの資金力に太刀打ちすることは難しいですが、彼らのお金の使い方からわたしたちが学べることはあるでしょう。
そこで次では、富裕層に近づくための「賢い資産運用のポイント」について触れていきます。
日ごろのお金への向き合い方によっては「富裕層に近づく」ことも不可能ではないかもしれません。