2. 【シミュレーション】新NISA「つみたて投資枠」で積立投資をしよう
2024年1月から始まった新NISAのつみたて投資枠を活用して、どの程度資産を増加させることができるのか、シミュレーションしてみましょう。
シミュレーションの条件としては、「毎月3万円の積立、年利3%、投資期間30年間」と設定します。
2.1 シミュレーション結果:積立投資「月3万円×年率3%×30年間」
元本・運用収益:総額
- 開始:0円
- 2年目:72万円・2万1085円:74万1085円
- 4年目:144万円・8万7936円:152万7936円
- 6年目:216万円・20万3382円:236万3382円
- 8年目:288万円・37万422円:325万422円
- 10年目:360万円・59万2243円:419万2243円
- 12年目:432万円・87万2228円:519万2228円
- 14年目:504万円・121万3969円:625万3969円
- 16年目:576万円・162万1280円:738万1280円
- 18年目:648万円・209万8210円:857万8210円
- 20年目:720万円・264万9060円:984万9060円
- 22年目:792万円・327万8393円:1119万8393円
- 24年目:864万円・399万1058円:1263万1058円
- 26年目:936万円・479万2199円:1415万2199円
- 28年目:1008万円・568万7281円:1576万7281円
- 30年目:1080万円・668万2107円:1748万2107円
30年間にわたり、毎月3万円を積み立て、年利3%で運用した場合、最終的に得られる総額は約1748万2107円(元本1080万円、利益668万2107円)となります。
もしNISA口座を利用せずに運用した場合、約668万円の利益に対して20%の税金がかかり、約133万6000円の税金が引かれ、実際に手にする利益は約534万4000円となります。
このように、NISA制度の非課税メリットがいかに大きいかが分かります。
このシミュレーションはNISA口座を活用した場合の参考ですが、実際の投資運用では、安定的な利益を上げる月もあれば、損失を出す月もあります。
投資は時間をかけて運用することによって安定し、リスクを分散させることが可能なため、焦らず長期的な視点でコツコツと資産を育てていくことが大切です。