2. 国民健康保険料の上限額の推移

医療給付費が増える中、国民健康保険料の上限額は毎年のように引き上げられ、2008年(平成20年)と比較して1.5倍以上に上昇しています。

国民健康保険料の上限額の推移

国民健康保険料の上限額の推移

出所:厚生労働省「国民健康保険の保険料(税)の賦課(課税)限度額について」をもとに筆者作成

【年度ごとの上限額】

  • 2008年度:59万円
  • 2009年度:59万円
  • 2010年度:63万円
  • 2011年度:65万円
  • 2012年度:65万円
  • 2013年度:65万円
  • 2014年度:67万円
  • 2015年度:69万円
  • 2016年度:73万円
  • 2017年度:73万円
  • 2018年度:77万円
  • 2019年度:80万円
  • 2020年度:82万円
  • 2021年度:82万円
  • 2022年度:85万円
  • 2023年度:87万円
  • 2024年度:89万円
  • 2025年度(予定):92万円

少子高齢化が進展する中で今後も医療給付費は増加するため、上限額の引上げは続くと考えられます。