2024年10月31日に開催された「第184回社会保障審議会医療保険部会」にて、2025年度に国民健康保険料の上限額を引き上げる方向が決まりました。
引上げにより自分の保険料がどうなるか気になる人もいるでしょう。
この記事では、国民健康保険料の上限額引上げで影響を受ける人の年収について解説します。
引上げ理由やこれまでの上限額の推移なども紹介しますので、国民健康保険に加入している人は確認しておきましょう。
1. 2025年度の国民健康保険料の上限額は92万円
国民健康保険料の保険料の計算方法は各市区町村によって異なりますが、1年間の上限額は全国一律です。
2024年度の上限額(基礎賦課分と後期高齢者支援金等賦課分の計)は89万円ですが、2025年度は3万円アップして92万円になる予定です。
なお、40歳以上の人が支払う介護保険料にも上限額が設けられています。
2025年度は前年と同じ17万円で、国民健康保険料と介護保険料の合計金額の上限額は109万円です。