4. 貯蓄下手な人の行動(3)家計がどんぶり勘定
ある程度の年収があり、生活に余裕がある世帯ほど気を付けたいのが、「家計がどんぶり勘定になりやすい」という点です。
一定程度の年収がある世帯は、支出を切り詰めなくても生活が成り立つことから、「毎月の支出を正確に把握していない」、「支出がかさんでも何となくやっていける」というケースが多く見られます。
しかし、きちんと貯蓄に取り組むためには、「毎月どれくらいの収入があって、どれくらいの支出があるか」ということをしっかりと把握しておく必要があります。
最近ではスマートフォンで家計を管理できるアプリなども充実していますので、そういったサービスを活用してみるのもよいでしょう。
5. 日々の小さな習慣を見直してみよう
計画的に貯蓄に取り組むためには収入を増やすことも大切ですが、それ以上に普段の習慣を見直すことが重要です。
「これくらいはいいだろう」という気持ちでかさんでいる支出はないか、まずは家計の支出や消費行動を見直すことから始めてみましょう。
参考資料
椿 慧理