11月は、ブラックフライデーに関連したセールが多く行われる時期です。

「ついセールやイベントで出費が増えて、年末近くはなかなか貯蓄ができない」と感じている人も多いかもしれません。

支出がかさみやすい年末だからこそ、見直しておきたいのが貯蓄に対する取り組みです。

この記事では、年収と貯蓄の関係性について解説し、後半では貯蓄下手な人がやりがちな行動について紹介します。

1. 収入があれば貯蓄できるとは限らない

貯蓄に取り組むとき、「もう少し収入が増えたらな」と考えた経験はないでしょうか。たしかに、収入が多ければ余裕を持って貯蓄に取り組みやすいでしょう。

しかし、実は「年収が高い=貯蓄が多い」とは限らないのです。

総務省統計局「家計調査年報(貯蓄・負債編)2023年(令和5年)」の調査を見ると、年収ゾーン別の平均貯蓄額は下記の通りとなっています。