なんとなく好意を持ち合っている2人が残業後にお酒を飲みながら、「A部長のあの態度はないよね~」といった内輪の悩みで盛り上がると、2人の距離は一気に縮まっていくことも。
会社のグチや同僚の悪口をホンネで語り合えるパートナーは、仕事面のよき理解者となって、癒しの存在となることもあるでしょう。
普段あまり家庭のことを顧みないタイプの既婚者にとっては、配偶者のグチよりも、職場のグチの方がより感情移入でき、目の前の相手が健気にがんばっているように見えることがあるかもしれません。
とはいえ、社内不倫は、カンのよい同僚にあっという間に気づかれ、社内外の格好のウワサの的になり、バレないつもりで楽しんでいる本人たちの評価をみるみる下げていきます。
「社内不倫」がこじれ、一方が暴走し始めたとき
昨年末、ある自治体の職員2人が、オフィスで肉体関係を結ぶような享楽的な職場W不倫の末、女性側が男性の妻にいやがらせをして逮捕されるという事件が報じられました(週刊女性PRIMEより)。
社内不倫中の2人は、仕事の仕方や相手の性格を知り尽くしているつもりでいても、会社という組織を1歩離れれば、家庭の責任や子育ての苦労、相手の家族との付き合いなど、面倒なことは一切シェアしない「いいとこどり」の関係。