4.2 資産を増やす工夫2つめ:「資産運用」をする
突発的な出費や老後資金の備えのために、資産運用を検討しましょう。
副業をしていると回答した方の半数以上が投資をしているデータがあります。
どのような副業をしていますか(複数回答)
- 投資家:50.6%
- 不動産:32.9%
- 講師やコンサルタントの活動:18.6%
- 自動車の運営・販売:18.3%
- 飲食店経営:15.7%
- ブログやYouTubeチャンネル、SNSの運営:14.0%
資産運用は、経済の変動や政策変更により資産価値が大きく変動する可能性があります。
金融商品の特徴を理解し、リスクも考慮したうえで始めましょう。
5. 収入を増やして余裕資金を運用していこう
資産を増やすためには、余計な支出を減らして家計の収支バランスを整えていく必要があります。
ただし、生活する中で食費や医療費、子どもの教育資金など節約できない費用が出てきます。
支出が多い場合は、貯蓄を取り崩すなどして支出とのバランスを整えていきますが、貯蓄を取り崩してばかりでは将来的な不安が大きくなります。
もし副業解禁された企業で働いているなら副業で収入を増やす、節約するなどして支出を抑えるなどして資産運用を検討してみましょう。
参考資料
- 内閣府「令和6年度年次経済財政報告」
- 野村総合研究所「野村総合研究所、日本の富裕層は149万世帯、その純金融資産は364兆円と推計」
- ハッピーカーズ「【年収1,500万円以上の男女】約3人に1人は副業をしていると回答!趣味を副業にするメリットは…」
- 厚生労働省「副業・兼業の促進に関するガイドライン」
- 一般社団法人日本経済団体連合会「副業・兼業に関するアンケート調査結果」
円城 美由紀