2. 世帯で1000万超はどのくらいいる?

次に、「2023(令和5)年国民生活基礎調査の概況」結果をもとに、世帯で1000万超の割合を見ていきます。

2.1 世帯年収の分布

統計結果によると、2022年1月から12月の世帯の合計所得金額の分布は以下のようになっています。

  • 300万円未満:36%
  • 300万円〜500万円未満:23.6%
  • 500万円〜700万円未満:14.9%
  • 700万円〜1000万円未満:14.1%
  • 1000万円以上:11.6%

平均所得金額:524万2000円
中央値:405万円

所得1000万円以上の世帯はおよそ10世帯に1つという結果となっており、この分布からも個人ではなく世帯単位であっても、所得1000万円は少数で上位層に属していることがわかります。