近年、雇用環境の変化や物価の上昇などにより、将来への経済的な不安を抱える人が多く見られるようになりました。
内閣府による「令和5年 国民生活に関する世論調査」の結果によると、日頃の生活の中で、悩みや不安を「感じている」、「どちらかといえば感じている」と答えた人(2335人)に、悩みや不安を感じているのはどのようなことか聞いたところ、「収入や資産の見通し」を挙げた率は59.8%と、半数以上となっています。
そんな中、自身の年収が周囲と比較してどの程度の水準なのか、世帯年収の分布や貯蓄事情への関心も高くなっているのではないでしょうか。
本記事では「所得1000万円超」の割合を中心に、共働き世帯の割合や貯蓄事情について解説していきます。自身の状況と照らし合わせて、ぜひ参考にしてください。