3.2 厚生年金の平均月額 ※国民年金（基礎年金）を含む
- 〈全体〉平均年金月額：14万3973円
- 〈男性〉平均年金月額：16万3875円
- 〈女性〉平均年金月額：10万4878円
受給額ごとの人数（全体）
- 1万円未満：6万1358人
- 1万円以上～2万円未満：1万5728人
- 2万円以上～3万円未満：5万4921人
- 3万円以上～4万円未満：9万5172人
- 4万円以上～5万円未満：10万2402人
- 5万円以上～6万円未満：15万2773人
- 6万円以上～7万円未満：41万1749人
- 7万円以上～8万円未満：68万7473人
- 8万円以上～9万円未満：92万8511人
- 9万円以上～10万円未満：112万3972人
- 10万円以上～11万円未満：112万7493人
- 11万円以上～12万円未満：103万4254人
- 12万円以上～13万円未満：94万5662人
- 13万円以上～14万円未満：92万5503人
- 14万円以上～15万円未満：95万3156人
- 15万円以上～16万円未満：99万4044人
- 16万円以上～17万円未満：104万730人
- 17万円以上～18万円未満：105万8410人
- 18万円以上～19万円未満：101万554人
- 19万円以上～20万円未満：90万9998人
- 20万円以上～21万円未満：75万9086人
- 21万円以上～22万円未満：56万9206人
- 22万円以上～23万円未満：38万3582人
- 23万円以上～24万円未満：25万3529人
- 24万円以上～25万円未満：16万6281人
- 25万円以上～26万円未満：10万2291人
- 26万円以上～27万円未満：5万9766人
- 27万円以上～28万円未満：3万3463人
- 28万円以上～29万円未満：1万5793人
- 29万円以上～30万円未満：7351人
- 30万円以上～：1万2490人
※国民年金部分を含む
厚生年金の平均月額は、男女全体では14万円であるものの、男性16万円台、女性10万円台と乖離が見られました。
厚生年金は、加入期間と年収に比例するため、個人差が生じる仕組みになっています。男女差においては、男性と女性の働き方の違いが年金額に表れていると考えて良いでしょう。
年金月額階級を見ると1万円未満から30万円以上と範囲が広い点にも要注目です。これは、厚生年金の年金額における個人差となります。
国民年金に上乗せして支給される仕組み上、厚生年金は手厚い印象をお持ちの方は少なくないでしょう。しかし、厚生年金への加入期間が短い、年収が低い、厚生年金に加入していない期間の国民年金保険料の納付済期間が短いといったケースでは、厚生年金といえども少額になってしまいます。
4. ご自身の年金見込受給額は「ねんきん定期便」・「ねんきんネット」で確認を
本記事では、現在の老齢年金受給者の平均受給額を確認してきました。ただし、国民年金・厚生年金ともに個人差があるものですので、ご自身の受給見込額は「ねんきん定期便」や「ねんきんネット」で確認しておきましょう。
そのうえで、現在の生活費から老後の収支を試算してみると、おおまかな不足額（赤字額）を把握できます。
これをベースに、老後に向けて最低限いくら準備すべきかを割り出しましょう。
参考資料
和田 直子
