年金は私たちの老後生活を支えてくれる大きな柱です。しかし、2025年最初の年金支給日は2月14日と、少し先になります。

このように年金生活になると、2ヶ月に1度の年金支給でやりくりする方が多いのです。

現役世代の方が「知らなかった」と言われることの多い年金知識として、「天引きされるお金がある」という事実もあります。

日頃FPとして相談を受けることの多い筆者のもとにも、「年金はいくらもらえるものですか?」や「年金には税金がかかりますか?」という相談が多く寄せられています。

そこで今回は、年金制度の仕組みや実際の受け取る金額、そして年金から天引きされるお金について詳しく解説していきますので、この機会にぜひ確認しておきましょう。

1. 老齢年金も【手取りと額面】があるという事実

現役世代の方が給与を受け取るとき、税金や社会保険料などが天引きされていると思います。

実は、シニア世代が受け取る老齢年金からも、税や社会保険料などが天引きされるのです。

この事実を知らないまま老後を迎えると、「思っていたより年金の手取り額が低い」とがっかりしてしまうことになるので、天引きされるお金について知っておきましょう。