無謀な安売り店の倒産は「良い倒産」である 採算割れの安売りはデフレ解消を遠ざける? 2018.08.01 06:00 公開 執筆者塚崎 公義 採算割れの安売りをする企業には、「採算割れの安売り競争を仕掛ける企業」「採算割れで売っている他社に対抗している企業」があります。前者は「公害企業」であり、後者はその被害者です。 記事の続きを読む 関連記事 人手不足倒産は「良い倒産」 倒産は悲惨です。経営者も労働者も銀行も痛手を被ります。そうした当事者にとって「良い倒産」などあり得ませんが、日本経済を全体として見た場合には、そうした倒産は「良い倒産」なのだ、というのが筆者の趣旨です。決して経営者や銀行を批判したり、まして他人の不幸は蜜の味だ、と言ったりしているわけではありませんので、ご理解を賜れれば幸いです。 バブル崩壊後の長期停滞は、日本人の勤勉と倹約が原因 バブル崩壊後、長期にわたって日本経済は低迷を続けました。その理由については、諸説ありますが、筆者は「日本人が勤勉で倹約家であることによる合成の誤謬であった」と考えています。 賃金が増えずに配当ばかり増える理由を考える 法人企業統計を見ると、1990年頃から給与等は横ばいで推移しています。これは、バブル崩壊後の長期にわたるゼロ成長を反映したもので、特に不思議ではありません。一方、配当額は2000年頃から急激に増加しています。これは、世の中の「企業観」の変化によるところが大きいでしょう。 外国人労働者を受け入れるより、日本人に賃上げを 労働力不足は日本経済にプラス 世帯別平均貯蓄1820万円のカラクリ「みんなそんなに持ってるの?」 ここまで世代間格差があるものか LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL