5. LVMHの2024年上半期は業績伸び悩み...ハイブランド商品の売上は今後どうなる?
ルイ・ヴィトンをはじめ、ディオール、フェンディ、セリーヌなどを抱える高級ブランドグループ・LVMHは、2024年7月23日に上半期決算(1~6月)を発表。売上高は前年同期比1%減の416億7700万ユーロでした(現地通貨ベースでは2%増)。為替レートの変動によってマイナス影響を受けたということです。
パーソルキャリア株式会社が運営する調査機関「Job総研」が2024年10月3日に公表した、282人の社会人男女を対象に「2024年 日本経済の意識調査〜賃金・物価編〜」によると、74.2%で過半数が景気の悪さを実感しています。その理由には、「娯楽などに気軽にお金を使えない」(66.0%)、「自身の節約志向が強まっている」(46.9%)などがあげられました。
一方で、現在の消費意欲については、54.6%の過半数が「消費意欲がある派」と回答。その理由には「購入したいものがある」(42.2%)が最多です。財布のひもが固くなっている中で、ハイブランド商品の売上はどのように推移するのか、注目されています。
参考資料
- ルイ・ヴィトン公式サイト
- ルイ・ヴィトン ジャパン株式会社『【ルイ・ヴィトン】ローラ、ルイ・ヴィトンの2025春夏ウィメンズ・ファッションショーに出席』
- ルイ・ヴィトン ジャパン株式会社『【ルイ・ヴィトン】フロントローを華やかに彩るゲスト 2025春夏ウィメンズ・コレクション』
- ローラ Instagram(2024年10月3日の投稿)
- LVMH「e-Letter to Shareholders - July 2024」
- LVMH 公式サイトより「2024 First half financial report」
- パーソルキャリア株式会社『Job総研による「2024年 日本経済の意識調査〜賃金・物価編〜」を実施 9割が景気不安 首相交代で経済回復期待6割』
中井 里穂