1.3 ホワイトからピンクへの花色変化が楽しめる「エリゲロン」

ふわっと広がり控えめな小花を咲かせる「エリゲロン」

Helen J Davies/shutterstock.com

ハルジオンやヒメジョオンの仲間であるエリゲロン。実は200種ほどの品種が存在し、いずれもナチュラルな雰囲気の花を咲かせます。

開花期が長く、花色の変化を楽しむことができるので、花壇などでもよく見かけます。丈夫なので植える場所をあまり選ばないこともあり、人気の高い植物です。

強健で、コンクリートの隙間からも芽を出すなどこぼれ種でもどんどん増えるので、早めに花がら摘みをするようにしてください。育ちすぎてしまったら、刈り込みをして草姿をととのえましょう。

※参考価格:250~530円前後(3~3.5号ポット苗)

1.4 色とりどりのポンポンのような花姿が愛らしい「ランタナ」

群生させると存在感バツグンの「ランタナ」

群生させると存在感バツグンの「ランタナ」

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「七変化」という和名のとおり、咲き始めから咲き終わりにかけて花色が変化し、目を楽しませてくれるランタナ。小花が集まってポンポンのように咲くのがキュートです。

病虫害に強く、長く咲いてくれる優等生。その反面、地下茎でも広がり地上部の茎からも根を出す、非常に生育旺盛な植物です。そのため、ほったらかしにしすぎると管理が大変になってしまうことも。

たくさんの花をつけるので、種をつける前に花がら摘みをおこないましょう。葉や種には毒があり、誤って口にすると嘔吐や腹痛などを発症する恐れがあるので注意が必要です。

種がつかないようにマメに花がら摘みするのは大変!という方は「スーパーランタナ」という種がつきにくいように改良された品種がおすすめ。さらにローメンテで楽しむことができます。

※参考価格:400~800円前後(3~3.5号ポット苗)