2. 東北地方の面積を比較してみると…
国土地理院が公表している「都道府県別面積の順位」によると、東北地方で1番面積が小さい県は宮城県でした。気になる面積は7285平方キロメートル(参考値)で、全国で16番目の大きさとなっています。
次に小さいのは、山形県の9323平方キロメートル(参考値)。青森県の9644平方キロメートル、秋田県の1万1636平方キロメートルでした。
東北地方で1番面積が大きいのは、岩手県で1万5278平方キロメートルで全国2番目の大きさを誇ります。ちなみに、北海道の面積は8万3457平方キロメートルなので、東北地方(青森県・秋田県・岩手県・山形県・宮城県・福島県)と比較しても、北海道の方が広いのです。
3. 宮城県の県内総生産は9兆6496億円
ここからは、東北地方で1番面積が小さい宮城県について紹介します。
東北地方の東南部に位置する宮城県。西は秋田県、山形県、南は福島県、北は岩手県に接しています。西部には1500メートル以上の標高を誇る奥羽山脈。東北部には北上高地、南部には阿武隈高地が広がります。
1番大きい都市は、人口約106万人の仙台市。人口10万人以上の都市は、石巻市(約13万人)、大崎市(約12万人)となっています(2024年7月末時点)。
経済面を見てみると、2021年度の県内総生産は名目・9兆6496億円。県民所得は6兆5619億円、1人当たりの県民所得は296万5000円でした。
3.1 調査概要
- 調査日:2024年9月24日
- 調査人数:100人(全国の10歳代~60歳代)
参考資料
- クロス・マーケティング QiQUMO
- 総務省統計局「人口推計2023年(令和5年)10月1日現在」
- 国土地理院「都道府県別面積の順位」
- 宮城県「宮城県の概要」
- 宮城県「住民基本台帳人口及び世帯数(月報)」
- 宮城県「令和3年度宮城県民経済計算の概要」
小野田 裕太