2. 秋の山野草を枯らさず育てる〈3つのコツ〉
2.1 〈コツその1〉適切な環境で育てる
山野草を育てるとき、まずその品種がどのような場所に自生しているかを知っておくことがポイント。一般的に山野草の多くは、風通しのよい冷涼な場所を好みます。
とくに夏の暑さと強い日差しには要注意。真夏は明るい日陰や半日陰で育てましょう。株間を広めにとり、茂り過ぎた枝葉を適宜剪定することで、風通しがよくなります。
2.2 〈コツその2〉水やりは控えめに
水やりをし過ぎると根腐れの原因になります。排水性のよい土壌に植え、 土の表面が乾いたら水をタップリと与えましょう。
湿った場所を好む品種には、ときどきスプレーで葉水をかけてあげるのもオススメです。
2.3 〈コツその3〉肥料を与え過ぎない
山野草は栄養過多な環境を好みません。植え込みの際に元肥を施しておけば、追肥しなくても問題なく育ちます。
株を大きくしたい、花数を増やしたいというときは、芽吹き前に置き肥で追肥するとよいでしょう。