12月に入り、年末年始の予定を立てている人は多いでしょう。
高速道路を利用して車で帰省する人も多いと思いますが、ETCの休日割引には注意が必要です。
ETCの休日割引には、対象外の日もあるので、事前にしっかり確認しておきましょう。
本記事では、年末年始のETC休日割引のほか、深夜割引についても詳しく解説していきますので、年末年始のドライブ前にチェックしてみてください。
1. ETC「休日割引」は年末年始に適用されない!
2025年は12月27日が土曜日のため、12月27日(土)から年明けの2026年1月4日(日)まで休みという人は多いでしょう。
帰省などの際に、車で出かける予定の人もいると思います。
ETCの休日割引は、土曜日・日曜日・祝日に地方部の高速道路でETCを利用すると、料金が30%割引になるサービスですが、以下の日は休日割引が適用されないので注意してください。
- 12月27日(土)
- 12月28日(日)
- 1月3日(土)
- 1月4日(日)
なお、以下の日も休みの人は多いでしょうが、休日割引は適用されません。
- 12月29日(月)
- 12月30日(火)
- 12月31日(水)
- 1月1日(木)
- 1月2日(金)
年末年始は連休の人が多く、遠出する人が多いため、高速道路で渋滞が発生しやすいです。
NEXCO3社は、2024年度からゴールデンウイーク、お盆、年末年始には休日割引を適用しないことにしており、その結果、渋滞量が減少しています。
2024年度に渋滞量が減少した結果を受けて、2025年度は、大型連休のほかに、3連休も休日割引対象外としています。
このように、交通の混雑を避けるために年末年始などは休日割引が適用されません。
では、深夜割引についてはどうなのでしょうか。
年末年始の渋滞を避けて、深夜に目的地に向けて出発するという人も少なくありません。
2. ETC「深夜割引」は年末年始にも適用される!
夜間の道路2/2
Enrico Obergefaell/shutterstock.com
深夜割引とは、午前0時から午前4時までの間であれば、ETCでの高速道路の料金が30%割引になるサービスです。
深夜割引は毎日適用されるため、年末年始でも割引対象の時間帯であれば30%割引になります。
深夜に出発するのは大変かもしれませんが、交通量が少ないうえに割引料金で高速道路を利用できるのでお得です。
深夜割引の利用例を見ていきましょう。
以下の場合、新潟西に到着したのは午前8時ですが、入口である新座料金所を午前0時から午前4時の間に通過しているため、深夜割引が適用されます。
2.1 【新座料金所(練馬)~新潟西】
- 新座料金所(練馬):午前3時50分通過
- 新潟西:午前8時到着
上記の区間はETC通常料金だと6920円ですが、深夜割引適用により4840円になります
利用距離に関係なく一律料金の高速国道の区間(均一区間)や、東京外環道と均一区間以外の区間を連続して利用する場合は、それぞれの区間ごとに割引の適否が判断されるので注意しましょう。
2.2 【東京外環道~東北道】
- 草加(入23:40)
- 川口JCT第一出口アンテナ(通過23:55)
- 浦和本線料金所(通過0:05)
- 仙台宮城(出6:00)
上記の場合は、草加から川口JCTまでは深夜割引対象外ですが、浦和本線料金所から仙台宮城までは割引が適用されるため、通常7550円が5290円になります。
- 草加(入3:55)
- 川口JCT第一出口アンテナ(通過4:10)
- 浦和本線料金所(通過4:20)
- 仙台宮城(出10:15)
上記の場合は、草加から川口JCTまでは割引対象で、通常330円が220円になりますが、浦和本線料金所から仙台宮城までは割引対象外です。
なお、首都高速道路と高速国道を連続して利用する場合は、高速国道の区間内にある料金所の通過時刻に基づき、高速国道の割引の適否が判断されるので覚えておくといいでしょう。
2.3 【首都高速道路~東北道】
- 新宿(入3:30)
- 浦和本線料金所(通過4:10)
- 仙台宮城(出10:00)
上記の場合は、新宿を午前0時〜午前4時の間に通過していますが、首都高速道路の料金所通過時刻では深夜割引の適用は判断がされません。
そのため、浦和本線料金所と仙台宮城料金所の通過時刻で深夜割引の適否を判断することになりますが、午前0時〜午前4時の間に通過していないので割引対象外となります。
3. 出費が多い年末年始は高速道路の割引を上手く活用しよう
ここまで解説してきたように、年末年始は休日割引が適用されません。
一方、深夜割引は年末年始でも30%割引が適用されます。
そのため、可能であれば深夜に出発することで、ETC料金を節約できます。
年末年始は、高速道路だけではなく一般道での混雑も予想されますが、時間に余裕をもって計画的に行動することが大切です。
安全運転で、年末年始の連休をお楽しみください。
参考資料
松浦 悠汰