日本に来た様々な国の若者が、初めて「うなぎ料理」を食べ、その味を絶賛する動画がYouTubeで注目を集めています。投稿したのは、 国籍を問わず国内外の友人たち(サムフラファミリー)と一緒に動画制作を行っている、YouTuberの「@samuraiflag」さん。
動画には2024年9月18日時点で再生数約16万回、2000件を超えるいいねが寄せられるなど話題となっています。
また記事中では、最新の訪日外国人旅行消費額についてもご紹介します。
※投稿の画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介する動画は、投稿者様の掲載許可を頂いております。
1. 【はじめてのうなぎ その1「うな重」】「口の中で溶ける」「やわらかい」美味しさに感動
今回は「総集編」ということで、様々な国から来日した外国人の若者が、うなぎ料理を堪能する様子をオムニバス形式でお届けする動画を紹介します。
最初に動画に登場しているのは、前回の記事でも登場したイタリア人のテシさんと、ブルガリア人のシルさん。
初めての「うな重」に2人ともわくわくが止まらない様子。うな重を口にすると「口の中で溶ける」「やわらかい」と絶賛です。
2. ブルガリア人シルさんの発見「日本に来て気づいたことがある」
またシルさんには気がついたことがあるようです。
シルさんは、ブルガリアでも海沿いの町に育ったため、魚をよく食べるそう。しかし、そんなシルさんでも「魚」と「ご飯」の相性の良さに気がついたのは日本に来てからとのこと。
確かに、タレの染みたご飯は最高ですし、干物や煮物にも白いご飯は欠かせないですよね!
今では地元に帰っても「ご飯がない」と寂しくなってしまうようです。
「帰ったらご飯がないとめっちゃ心細い」ときっぱり言い切るシルさん。すっかり「日本の白米」に魅了されていますね。
3. 【はじめてのうなぎ その2「うなぎの握り」】ウルグアイ人フェルナンドさんの発見「寿司はうなぎの握りがベスト」
続いてご紹介するうなぎ料理は「うなぎの握り」、食すのはウルグアイから来たフェルナンドさんと、メキシコからきたエマさん、アテンドするのはイタリア人のテシさんです。
今回初めて日本の寿司屋に来たフェルナンドさん、「うなぎの握り」は、当初数ある寿司ネタの1つとしてしか見ていなかったようです。
何の気なしに手に取って口にしたうなぎに思わず
「Oh...」
言葉にならない声を上げます。マグロやいくらなど、たくさんのネタを食したようでしたが、ベストは迷わず「うなぎ」だったようです。寿司でも外国人のハートをつかむうなぎ、恐るべし!
4. 【はじめてのうなぎ その3「ひつまぶし」】ウクライナ人リリヤさんの発見「2回目の食べ方が一番」
続いてウクライナ人リリヤさんが「ひつまぶし」を堪能する様子です。
桶いっぱいに盛られた「ひつまぶし」。ふたを開けて香りをかぐと、「お腹が空いてきた」とリリヤさん。まずは「そのまま」いただきます。
「本当においしい」と片方の眉をあげながらテンションが上がるリリヤさん。「良い甘さ」というように、甘辛いタレの味付けが気に入っている様子です。
2杯目はわさびやネギといった薬味をそえて味変。見ているこちらが「辛くないかな...?」と心配になるほどわさびをたっぷり乗せていますが、リリヤさんは「わさびは良いです」「(わさびの)辛さがすごく合う」ととても気に入った様子。
3杯目はお茶漬けにします。ここでも「美味しい」というリリヤさん。でも2回目の食べ方が一番気に入ったようです。
わさびもネギも喜んで食べるリリヤさん。大きな桶いっぱいのひつまぶしを完食!
ごちそうさまでした。
5. 【はじめてのうなぎ「番外編」】うな重に欠かさずついてくる「アレ」の味はどうですか?
うなぎ重に必ずついてくるものと言えば、そう「肝吸い」。最後に肝吸いを味わうロシア人のダーシャさんの様子をご紹介します。
ダーシャさんは、うな重の後に肝吸いにチャレンジしました。感想は「軽い味」。「薄味だけどちょうどいい」と気に入った様子です。
そこでお吸い物に一緒に入っている「肝」にもチャレンジしてもらうことに。果たしてダーシャさんの感想は?
「味がない」
なんという正直な感想でしょう(笑)
肝の旨味は、お吸い物の中に出ていたのかもしれませんね。ダーシャさん、肝吸いも、うな重も完食して大満足の様子でした!
動画では、本記事で紹介した内容以外にも、「うなぎ」と「穴子」の味の違いを楽しむ様子や、日本語のメモを携えて日本のレストランに臨むスペイン人のノズリーさんなど、本記事では取り上げきれなかった内容も紹介されています。
盛りだくさんのコンテンツは、動画にて全編ノーカットでお楽しみください!
@samuraiflagさん、ご協力ありがとうございました!
6. 【おまけ】「山椒」は「太陽の光?」
おまけに、「サンショウ~サンシャイン~」と陽気につぶやくスロバキア人のエリーさんの様子をご紹介します。
初めての山椒に「サンショウ(山椒)~サンシャイン(太陽の光)」とウキウキしながら2回もつぶやいていますね。
「山椒をかけることで、キックされたみたいな衝撃の味になった」というエリーさん。
陽の光でパッと目が覚めるように、ハッとするような刺激が走ったようです。
山椒はうな重に欠かせない香辛料ですが、動画を見る限り、外国人にも受け入れられているんですね。
7. 【おまけ】「土用の丑の日」について学ぶイタリア人のバレンさん
またうな重を食べるのに同行した日本人の「のだぱい」さんに、「土用の丑の日」について学ぶイタリア人のバレンさんも登場します。
「(動画撮影当時)7月21日は日本でウナギを食べる日」と教わるバレンさん。ますます日本通になれそうですね。
以上、おまけでした。
8. 日本人の国内旅行消費額は2023年同期比14.9%増
さて、日本経済成長の鍵として期待されているのが、外国人が日本を訪れてくれる訪日旅行、いわゆる「インバウンド」需要です。
政府は、2030年までに訪日外国人旅行者数6000万人、訪日旅行消費額15兆円という数字を目標としていますが、最新の訪日外国人旅行消費額はどのくらいなのでしょうか。
観光庁による「インバウンド消費動向調査結果(1次速報)」(2024年4~6月期)によれば、訪日外国人旅行消費額は2兆1370億円となっています。
この数字は、2023年同期比73.5%増の数字です。
国籍・地域別消費額もご紹介します。
8.1 国籍・地域別消費額
- 1位:中国が4,420億円(構成比20.7%)
- 2位:米国2,781億円(同13.0%)
- 3位:台湾2,639億円(同12.4%)
- 4位:韓国2,232億円(同10.4%)
- 5位:香港1,743億円(同8.2%)
9. 訪日外国人1人当たり旅行支出は23万9千円
続いて、訪日外国人(一般客)1人当たりの旅行支出についても見ていきましょう。
同調査結果によれば、訪日外国人1人当たりの旅行支出は23万9千円と推計されています。これは前年同期比14.4%の増加になります。
9.1 国籍・地域別1人当たり旅行支出
- 1位:フランス(41万8千円)
- 2位:英国(41万7千円)
- 3位:オーストラリア(40万円)
の順になっています。また目的別の支出を見ていくと、宿泊費に関しては英国、飲食費はイタリア、交通費はスペイン、娯楽等サービス費はオーストラリア、買物代は中国が最も高いという結果になりました。
円安効果で、コロナ禍以降インバウンド消費が急速に増えています。インバウンド消費が推移していくか、今後も引き続き注目されています。
参考資料
長島 迪子