2.3 団体信用生命保険料

団体信用生命保険料とは

カウンターで笑顔を浮かべるスタッフの写真

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団体信用生命保険(団信)とは、契約者がローンの返済中に死亡・高度障害になった場合に住宅ローンの残高がゼロになる保険のことをいい、住宅ローンを組む際にはほとんどの金融機関がこの保険に加入することを融資の条件としています。

一方ではフラット35のように任意加入とされるケースもありますが、未加入の場合には大きなリスクを抱えることになります。

細かい保障内容は金融機関や加入プランによって異なりますが、特約付きの団信を選ぶことで保障範囲を広げることができます。

団信の保険料は金融機関が負担しますが、一般的に保険料にあたる金額は住宅ローンの金利に含まれ、特約を付加する場合には年0.3%程度の金利が住宅ローンに上乗せされることが多いようです。

2.4 火災保険・地震保険料

住宅ローンの返済中に万が一火災によって家が焼失してしまっても、住宅ローンの返済義務は残ります。

そのためそうなってしまうと住宅ローンの返済が困難になってしまうので、住宅ローンを組む際には原則として金融機関から火災保険へ加入することが求められます。

保険料は建物の種類、構造、延べ床面積、補償内容、保険金額、保険期間などによって異なりますが、15~40万円程度になることが多いようです。

一方では地震保険への加入は任意になりますが、火災保険でカバーできない部分については地震保険で補っておくことも検討しておくと良いでしょう。