1.2 金銭面での不安がある

金銭面での不安がある

財布と電卓の写真

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高齢になると定年退職になって年金で生活していることがほとんどです。

しかし安定して家賃を支払い続けるためには、ある程度の貯蓄や年金収入が必要になります。

そのため収入や貯蓄が少ない場合には家賃の支払い能力が低いと見なされて、貸主から敬遠されてしまう傾向があります。

そして収入はあったとしても、入居後に万が一健康状態が悪化するようなことにでもなれば医療費や介護費などの負担が増えてしまうので、この点に不安を感じる貸主も少なくありません。

1.3 保証人がいないことが多い

多くの賃貸住宅では家賃の滞納などの万が一の事態に備えて、連帯保証人を立てることが求められています。

尚、連帯保証人には契約者本人と同等以上の支払い能力がある親族を要求されるケースが多くなっています。

しかし高齢者になると親や兄弟姉妹といった親族を保証人として立てられないことが多いため、どうしても子供などに限られてしまうようになるので、保証人の面で不利になってしまいます。