1. 富裕層の特徴1. 本質的な価値を判断する力がある

「富裕層」といえば豪邸や高級車、高級腕時計などのイメージを持たれるかもしれませんが、決してそんなことはありません。

実際には大半の富裕層はごくごく普通の生活をしており、「高価なもの=価値があるもの」とは考えないのです。

例えば、機能的な洋服やバッグ、靴などがあればブランドに拘りません。人の目よりも自分にとって価値があるかを優先して考えます。

2~3時間の新幹線の移動であればグリーン車より自由席を選ぶという方もいらっしゃいました。その場所に行くことが目的であって、費用対効果を勘案しその時間内であればグリーン車を選ぶ必要はないと考えているのです。

時間に価値があると思えば、短距離であっても移動にタクシーを使い、家事に時間が割かれるならばロボット掃除機を買うなど様々な方法で時間を生み出します。

もちろん、何に価値があると感じるかは人それぞれです。

「富裕層」は、お金に関する価値観が定まっていることが多く、すなわち自分にとって価値があるものにお金を使い、必要なもの以外への支出自体が少ないという、費用対効果を考えた判断力があると感じます。

2. 富裕層の特徴2. すべての情報を鵜呑みにしない

「富裕層」になると、金融や不動産など様々な分野のセールスパーソンが話を持ちかけてきます。

一見「うんうん」と話を聞いていますが、すべてを鵜呑みにして決断するような印象は少なかったように感じます。

客観的にその情報が自分にとってどうなのかと第三者的な目で見極める力を持ち、迷ったら必ず信頼できる税理士や友人、その分野のスペシャリストなどに意見を求めます。

すべて自己責任と理解しているからこそ、判断材料を集め決断するのです。

情報過多の時代、すべての情報を鵜呑みにし過ぎないことが大切だと感じます。