長寿大国の日本では、定年後にまったく働かないと、年金だけで長い老後生活を支えるのが難しい場合もあります。
そのため、定年後に再雇用や再就職で働くことを検討する人も多いです。ただし、「定年後に働くと年金をもらえない」という噂を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、定年後に働くことで年金が支給停止となる条件をわかりやすく解説します。定年後に働くことを検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。
1. 「定年後に働くと年金をもらえない」は嘘なのか
結論、「定年後に働くと年金をもらえない」というのは、一部本当で一部嘘です。
条件を満たした場合のみ、年金が一部支給停止となります。
その条件とは、60歳以上で給与と年金の合計収入が月額50万円を超えること。月50万円を超過した金額の半額が支給停止となります。