過去の同月に公開された記事をプレイバック!もう一度読み直したい、「編集部セレクション」をお届けします。 (初公開日:2023年9月2日) |
2023年9月1日、新たに「年金生活者支援給付金」を受け取ることができる方へ向けて、「年金生活者支援給付金請求書(はがき型)」が順次送付されています。
2023年度の年金額は67歳以下で2.2%の増額、68歳以上で1.9%の増額となりましたが、年金額や収入額が一定以下の方に支給される「年金生活者支援給付金」については2.5%増額されることになりました。
「年金生活者支援給付金」については、自分が対象なのか、どのような制度かわからないという方もいるでしょう。「年金生活者支援給付金」の対象者や金額、支給日について見ていきましょう。
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1. 2023年度の「年金生活者支援給付金」は2.5%増額。基準額はいくらか
年金生活者支援給付金とは、公的年金やその他の所得が低い方に向けて支給されるお金です。
まずは年金生活者支援給付金の基準額について確認しましょう。
1.1 2023年度の年金生活者支援給付金の給付基準額(前年度より2.5%増額)
- 老齢年金生活者支援給付金:5140円※1
- 障害年金生活者支援給付金:1級6425円※2、2級 5140円※2
- 遺族年金生活者支援給付金:5140円※3
※1 基準額のため、実際の金額は保険料納付済期間や保険料免除期間等に応じて算出(2.5%の増額とならない場合がある)
※2 障害年金の等級に応じて給付基準額が異なる。
※3 2人以上の子が遺族基礎年金を受給している場合、この基準額を子の数で割った金額がそれぞれに支払われる。
注意点として示されている通り、実際の金額は保険料納付済期間や保険料免除期間等に応じて算出されます。