9. 【ご参考】コンビニの売上や客単価の推移は?

2024年9月20日、一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会は2024年8月度の売上関連の数値を発表しています。

開示情報には、同協会の正会員7社(セブン-イレブン・ジャパンなど)の売上高、店舗数、客数などが含まれています。

10. 2024年8月分のコンビニの月次情報

8月の全店売上高は1兆490億7000万となり、対前年同月比0.6%増となりました。全店は33ヶ月連続のプラスとなっています。

8月は台風等の影響により記録的な降水量となる地域があり、来店客数に影響を及ぼしたものの、災害用の備蓄需要
によりカップ麺、水等のソフトドリンクが好調だったことや、おにぎり、菓子、玩具、たばこが好調に推移し、全店・既存店ともに売上高が前年を上回る結果となりました。

また、店舗数については全店で5万5730となり、8月は対前年同月比0.1%減です。

来客数については14億3758万4000人で、対前年同月比で0.2%増となっており、全店で5ヶ月連続のプラスとなっています。

平均客単価は729.7円で、対前年同月比で0.4%増となりました。

11. 2024年8月分のコンビニの商品別売上高

商品別の売上高(既存店ベース)は下記の通りです。

  • 日配食品:前年同月比1.5%減(売上構成比35.0%)
  • 加工食品:前年同月比1.5%増(売上構成比29.3%)
  • 非食品:前年同月比2.5%増(売上構成比31.2%)
  • サービス:前年同月比9.0%減(売上構成比4.5%)

※調査対象はJFA正会員コンビニエンスストア本部7社。セイコーマート、セブン-イレブン・ジャパン、ファミリーマート、ポプラ、ミニストップ、山崎製パンデイリーヤマザキ事業統括本部、ローソン。

参考資料

齊藤 慧