「団地の、狭くて床に日光が当たりづらいベランダでも、ガーデニングを楽しみたい」「プランターでも育てやすくて、今から植えられる植物が知りたい」
このような方におすすめなのが、日陰に強くコンパクトな植物。狭いベランダは植物を置く場所が少ないだけでなく、日光が当たりづらいことも多いですよね。
そこでこの記事では、今から植えられて日陰でも育ち、コンパクトでプランター栽培しやすい、ベランダガーデニング向きの植物5選を、参考価格とともにお伝えします。
※また、お住まいの集合住宅によってはベランダに植木鉢などを置くことが禁止されていることもあります。ベランダガーデニングを始める前に、集合住宅の規約は必ず確認しましょう。
1. この記事で紹介する「狭く日当たり悪い団地のベランダでもOK!今から植える多年草5選」
【写真1枚目/全6枚】清楚で可憐な「シュウメイギクの花」他、団地のベランダにこの秋植えたい多年草たちをご紹介1/7
Dora Zett/shutterstock.com
- シュウメイギク
- ツワブキ
- ヒューケラ
- アジュガ
- ツルニチニチソウ
それでは、詳しく見ていきましょう!
2. 団地の狭いベランダでも多年草ガーデニング!今から植える秋の花2選
2.1 シュウメイギク[半常緑]
楚々とした花がかわいらしい「シュウメイギク」2/7
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シュウメイギクは秋に白やピンクの楚々とした花を咲かせます。洋風にも和モダンな雰囲気にも合うため、団地のベランダにも合わせやすいお花。無機質なベランダも、かわいらしくナチュラルに彩ってくれますよ。
シュウメイギクには草丈の高い品種もありますが、プランター栽培には草丈の低い品種がおすすめです。八重咲やカップ咲きなど、花の形が複数あるほか、斑入り葉の品種もありますよ。初夏に根元から5cmぐらいの高さに切り詰めるとコンパクトに楽しむことができます。
寒い地域では花の後に地上部が枯れるため、根元で切りつめて冬越ししてください。春と秋に固形肥料を適量与えると、花つきがよくなります。
根がよく成長するため、植え替えのタイミングで根も切り戻すとコンパクトに。増やしたい方は株分けをして楽しみましょう。植え替えや株分けの適期は春と秋です。
※参考価格:450~1200円前後(3号ポット苗)
2.2 ツワブキ[常緑]
野趣あふれる花と品種によって異なる葉が魅力「ツワブキ」3/7
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ツワブキは、秋~冬に野趣あふれる花を咲かせます。花は定番の黄色のほか、白やクリーム色があり、八重咲のものも。葉の形や斑の入り方も品種によって異なり、花のない季節も葉を楽しめる多年草です。
ツワブキは和風の雰囲気に合う植物ですが、和風過ぎない、ナチュラルな雰囲気に合うおしゃれな品種もたくさん販売されています。斑入り葉の品種はとくに葉焼けしやすいため、日陰だからこそ楽しめる植物です。
春から秋にかけて、固形肥料を定期的に与えると花つきよく、元気に育ちます。花後に放置すると綿毛が飛ぶので、早めに花がら摘みをしておきましょう。
植え替え適期は春です。秋の植え付けは、根を崩さずに行ってください。
※参考価格:250~2500円前後(3~3.5号ポット苗)
3. 団地の狭いベランダでもガーデニング!今から植えて葉も花も楽しめる常緑多年草3選
3.1 ヒューケラ(ツボサンゴ)
品種によって色形が異なる常緑の葉で日陰を彩る「ヒューケラ」4/7
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ヒューケラの魅力は、一年を通して色鮮やかな常緑の葉。初夏には花茎を伸ばし、小さな釣り鐘型の花を咲かせます。品種が多く、葉の色や形のバリエーションが豊富。色違いのヒューケラを数種類置くだけでも、カラフルなベランダになりますよ。
日陰のカラーリーフとして人気のヒューケラは、単体で楽しむのはもちろん、プランターの寄せ植えにもおすすめ。個性的な葉は、リースなどのアレンジや押し葉としても楽しめます。
春と秋に固形肥料を与えると元気に育ちます。高温多湿に弱いので、梅雨前に込み合っている葉や枯葉を取り除き、株内の風通しをよくすると夏越ししやすいでしょう。あまり手がかからず、育てやすい多年草です。
※参考価格:300~900円前後(3号ポット苗)
3.2 アジュガ[常緑多年草]
シックな葉色でベランダを大人かわいく彩る「アジュガ」5/7
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アジュガは今回ご紹介している植物の中でも、とくに日陰に強い多年草。葉色のバリエーションが豊富で、花のない季節もベランダを彩ってくれます。
春から初夏には、青、紫、ピンクの小さく可憐な花を穂状に咲かせます。シックな葉色が多いため、ベランダを大人かわいい雰囲気に変えたい方におすすめです。
単体で楽しむのはもちろん、寄せ植えでも活躍する多年草。寒さに強く、寒冷地のベランダでも越冬できます。
春に固形肥料を与えると花付きがよくなります。地下茎で増えるため、1~2年に一度の植え替えのタイミングで、根も切り戻しておきましょう。植え替えの適期は春と秋です。
※参考価格:300~500円前後(3号ポット苗)
3.3 ツルニチニチソウ(ビンカ・マヨール)
葉も花もおしゃれなつる性植物「ツルニチニチソウ」6/7
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おしゃれなつる性植物で、つやのある葉が魅力のツルニチニチソウ。斑入りの葉はとくに、日陰のベランダを明るくしてくれますよ。春から梅雨前にはうす紫や青、白色のかわいらしい花を咲かせます。
つるが這うように成長するため、ハンギングで育てるとおしゃれです。地植えでは増えすぎることもありますが、プランター栽培ならコントロールが簡単。伸びすぎたつるを適宜切り戻しながら育てましょう。
1~2年に一度の植え替え時には、根も切り戻しておきましょう。植え替えの適期は春と秋。丈夫で育てやすい多年草です。
ツルニチニチソウ(ビンカ・マヨール)は暖かい地域、ヒメツルニチニチソウ(ビンカ・ミノール)は寒冷地向きなので、お住まいの地域に合わせて選べます。どちらも毒があるため、小さなお子さんやペットが誤って口に入れないように注意してください。
※参考価格:250~1100円前後(3~3.5号ポット苗)
4. 悪条件のベランダでも《ガーデニングをあきらめない!》
今から植えられて日陰でも育ち、コンパクトでプランター栽培しやすい、ベランダガーデニング向きの多年草を5つご紹介しました。植えてみたい多年草はありましたか?
狭くて日当たりの悪いベランダは、一見デメリットばかりのように思えますが、このようなベランダは、植物が乾燥や葉焼けをしづらいため、植物を選べば少ない手間で育てることができますよ。
徒長や葉色の悪さが気になる場合は、プランタースタンドに置いたり、ハンギングプランターに植えて手すりの内側にかけたりして、日光に当てる時間を作ってみてください。
条件の悪いベランダでもあきらめず、ガーデニングを楽しんでくださいね。
5. 【ガーデニング豆知識】一年草・多年草・宿根草の違いとは?
宿根草・多年草・一年草の違いとは?7/7
出所:LIMO編集部作成
さいごに、一年草・多年草・宿根草の違いも整理しておきましょう。
- 一年草:発芽からタネができるまでのサイクルがワンシーズンで完結する植物
- 多年草:開花後も生長を続け、翌年以降も開花が楽しめる植物。常緑性と落葉性がある
- 宿根草:落葉性の多年草を特に区別して「宿根草」と呼ぶことがある。開花後地上部分の茎や葉が枯れ、根は生きたまま休眠
鈴森 真樹