2. 60歳以上の「負債保有世帯の割合・負債額」

総務省の調査によると、世帯主が60歳代~70歳以上の世帯は、他の若い世代と比べ負債保有世帯の割合や負債残高が少なくなっています。

40歳未満や40歳代が世帯主となる世帯は、貯蓄額よりも負債額の方が多いです。

60歳代~70歳以上の世帯が、他の世帯と比べ負債が少ない理由として、住宅ローンや子育てに必要な費用を払い終えている傾向にあることがあげられます。

しかし60歳代~70歳以上の世帯は、他の世代とは異なり、定年を迎えたり健康寿命の影響で働き続けられなくなったりする問題も出てくるでしょう。

ここからは、「老後に必要な生活費・平均赤字額」についてみていきます。