2. 「掛け捨て型」でコストを抑えよう
では「低確率・負担大」のリスクに備えて、どのような保険に入ればよいのでしょうか。死亡リスクに備える生命保険には、掛け捨て型と貯蓄型があります。
「掛け捨て型」は、契約者が契約期間に死亡した場合にのみ、保険金が支払われる商品です。多くの人から保険料を集めて、条件を満たす限定的な事案に対して保険金を支払う仕組みなので、保険料を抑えられます。
一方の「貯蓄型」は、リスクに備えるという保障の役割に加え、ライフイベントに向けた貯蓄の役割がある商品です。役割が増えるぶん「掛け捨て型」に比べて保険料は高くなります。
「リスクに備える」という保険そのものの役割を考えれば、「掛け捨て型」で十分だと言えます。