1.1 アクティブファンドとインデックスファンドの違い
ファンドは、大きく分けて、アクティブファンドとインデックスファンドの2種類に分類することができます。
アクティブファンドは、指数を上回る、もしくは指数に捉われずにリターンの獲得を目指す投資信託のことを指します。
具体的には、ファンドマネージャーと呼ばれる投資のプロが、成長性が高いと判断した企業への訪問や決算書などのデータ分析を実施し、組入銘柄を決定します。
また、ファンドマネージャーによるデータ分析などによって多くの手間がかかるため、前述したインデックスファンドに比べて手数料が高くなる傾向に。
まとめると、インデックスファンドは、比較的低いコストで市場並みの運用成果を狙える一方、指数を上回るリターンは期待できないのが特徴といえます。
反対にアクティブファンドは、コストはかかるものの、より大きなリターンを獲得できる可能性があると言えるでしょう。
なお、NISAでは国内および海外を含むさまざまな投資信託に投資することができます。各投資信託やファンドの性質をしっかりと見極め、自身のポートフォリオを考慮した上で、選択する必要が出てきます。