5. まとめにかえて

今回は、年代別に年金の平均受給月額を確認していきました。

60代よりも70代、80代と、年齢が高くなるほど年金額は多い傾向があることがわかりました。

しかし、80代の年金額でも平均月額は15万円台です。現職時代の収入と比べて少ないと感じる方も多いのではないでしょうか。

老後の収入源といえば年金でしたが、長生きの時代と共に、年金だけで生活を送ることが段々と難しくなってきています。

年金だけでは生活が難しい場合には、年金以外の準備が必要です。iDeCoやNISAなどのいわゆる自助努力が注目を集めています。

特に今年の4月に改訂されたNISAは注目をされており、さまざまなメディアでも紹介されています。

低金利の日本では魅力的なリターンが期待できますが、もちろんリスクもあるため理解した上で利用するのが良いでしょう。

NISAのリスクは取りたくない場合には、個人年金保険など低リスクの商品を選ぶことも可能です。

低リスクの商品には大きなリターンは期待できないため、それぞれのメリットとデメリットを理解することが成功のポイントです。

色々な仕組みがあるため、どのような仕組みが自分に合うのか情報収集から始めるのが良いでしょう。

長生きの時代ではこれまで以上にお金は必要です。しっかりと資金計画を立て、お金には困らないよう早めの準備を行いましょう。