もうしばらく暑い日が続きそうですが、ここを乗り越えるといよいよ秋のガーデニングシーズン。
「うちは庭が狭いから…」「集合住宅だから庭がない」といったご家庭でも、ベランダにプランターを置くスペースさえあれば植物を育てることは十分可能です。
何を育てたらいいか分からないときは「育てる・収穫する・食べる」の3つの楽しみが味わえる野菜栽培がオススメ。そこで今回は、植木鉢やプランターでも成功しやすい3つの野菜を参考価格とともに紹介します。
ベランダガーデンに興味がある人はもちろん、新しい趣味を見つけたいと思っている人もぜひ参考にしてください。
※苗の植え付けや収穫時期は、関東平野部を基準としています。お住まいの地域の気候に合わせて作業してください。
また、お住まいの集合住宅によってはベランダに植木鉢などを置くことが禁止されていることもあります。ベランダガーデニングを始める前に、集合住宅の規約は必ず確認しましょう。
1. ベランダ菜園の収穫率を上げる【2つのポイント】
【写真1枚目/全3枚】育てて楽しい食べておいしい「ベランダ菜園で作る野菜」1/3
Kelly Marken/shutterstock.com
1.1 【ポイント1】苗から育てる
確実に収穫したいときは、種からではなく苗から育てるのがオススメ。プロが定植できる状態まで育てた野菜苗は状態がよいため、「種を植えたけど発芽しない」「発芽したけど上手に育たない」などのリスクを避けることができます。
元肥入りの野菜用培養土に植え付けると育てやすいですよ。
1.2 【ポイント2】水やり
鉢やプランターは保水量が限られているので、土が乾燥しないようにすることも大事なポイント。残暑が感じられるうちは朝か夕方に、気温が下がってきたら日中の暖かい時間帯におこなうようにしましょう。
2. 秋から始める家庭菜園!ベランダで育てられるオススメ野菜3選
2.1 ミニ白菜
- 苗の植え付け時期:9月上旬〜9月下旬
- 収穫時期:11月〜12月
鍋料理に大活躍する白菜も家庭菜園で育てることが可能。一般的な白菜は畑栽培が向いているので、ベランダで育てるなら4分の1サイズのミニ白菜がオススメです。
虫の被害を抑えるためにも、苗を植え付けたあとは防虫ネットや寒冷紗でカバーしましょう。ミニ白菜は少ない肥料で育つため追肥は必要ありませんが、元肥をしっかりと入れてから植え付けてください。
※100~300円前後(3号ポット苗)
2.2 茎ブロッコリー(スティックセニョール)
茎がやわらかくて食べやすいスティック状のブロッコリー2/3
Verity Phipps/istockphoto.com
- 苗の植え付け時期:9月上旬~9月下旬
- 収穫時期:10月上旬~2月
茎ブロッコリーは、長さ15センチほどのスティック状ブロッコリー。通常のブロッコリーよりも茎が柔らかくて食べやすく、アスパラのように肉巻きにするとおいしいですよ。栄養豊富な茎をたくさん食べられるのも魅力です。
追肥しながら育てると次々に茎を伸ばすので、長く収穫が楽しめます。根を深く伸ばすので、深さ50センチ以上の鉢・プランターに植え付けましょう。サラダや炒め物、焼き料理などさまざまなレシピで楽しんでください!
※100~500円前後(3号ポット苗)
2.3 リーフレタス
初心者さんでも育てやすく収穫までの期間が短いリーフレタス3/3
eurobanks/istockphoto.com
- 苗の植え付け時期:8月上旬~10月中旬
- 収穫時期:9月~11月
初めて野菜栽培にトライする人は、植え付けから収穫までの期間が短いリーフレタスがオススメ。苗を植え付けてから約30日後には、外葉や小ぶりな株の収穫が楽しめます。株を丸ごと採取したり、外側の葉を数枚だけ摘み取ったりなど、使い方に合わせた収穫ができるのも嬉しいポイント。
種からでも育てやすいので、苗が手に入らない場合は、種まきに挑戦してみましょう。光が長時間当たると「とう立ち(芯だけが成長する状態)」しやすくなるので、夜に室内の電灯や街灯が当たらない場所で管理してください。サラダや肉巻き、炒め物などで楽しめますよ!
※参考価格:150~200円前後(種1袋)
3. まとめにかえて
家庭菜園の魅力は、新鮮・安全・安心な野菜を味わえること。
味や見た目が思うようにいかないこともありますが、それもまた家庭菜園ならではのご愛嬌。うまくいかなかった原因を考察し次回の糧にするのもオススメです。
ぜひ今年の秋はベランダでの野菜栽培にトライしてみてくださいね。
LIMO編集部