住宅価格や建築費、住宅ローン金利が上昇するなか、「どのくらいの予算で家づくりを進めればよいのだろう」と悩む人も多いのではないでしょうか。

本記事では、無理のない予算設定の考え方と、予算オーバーを防ぐポイントを解説します。

LIMO編集部がオリジナルで作成した表も交えて、分かりやすく解説します。

※本記事の内容は、筆者の対応経験をもとに、個人が特定されないよう一部内容を一般化・再構成してご紹介しています。

1. この記事でわかる「予算設定」3つのポイント

  •  借りられる額ではなく無理なく返せる額での予算設定
  •  将来の出来事や毎月のお金の使い方を見直して希望を整理
  •  金利上昇や物価高の中での利息や将来の資産価値の検討

2. 【住宅購入専門家アドバイス】住宅会社を決める前に整理したい「無理のない予算」

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住宅会社を比較する前に、まずは「無理なく返済を続けられる予算」を整理しておくことが大切です。予算の考え方を押さえることで、住宅会社選びもスムーズに進めやすくなります。

2.1 借入可能額だけで判断しない

銀行では、年収や金利、返済期間などから借入可能額を算出できます。しかし、借入可能額がそのまま「無理なく返済できる金額」とは限りません。

大切なのは、どのような暮らしを実現したいのかを整理したうえで、その希望を叶えるために必要な予算と、無理なく返済できる金額のバランスを考えることです。

2.2 ライフイベントも考える

住宅購入後は、教育費や車の買い替え、介護など、さまざまなライフイベントでまとまった支出が発生する可能性があります。

こうした将来の支出も見据えたうえで、無理なく続けられる毎月の返済額を考えることが大切です。

2.3 毎月の家計を見直す

マイホームの予算を考える際は、毎月の家計を見直し、「何を優先したいのか」を整理することも大切です。

理想の住まいを実現するために、予算内で希望条件を調整することもあれば、家計を見直して住宅に充てられる金額を増やす選択肢もあります。これは妥協ではなく、自分たちの価値観に合わせて優先順位を整理する考え方です。

例えば、外食や旅行の頻度を見直したり、サブスクリプションサービスを整理したりする家庭もあります。また、「外で過ごす時間よりも、おうち時間を充実させたい」という価値観から、住宅への予算配分を優先するケースもあります。