7. 【ご参考】コンビニの売上や客単価の推移は?

2024年8月20日、一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会は2024年7月度の売上関連の数値を発表しています。

開示情報には、同協会の正会員7社(セブン-イレブン・ジャパンなど)の売上高、店舗数、客数などが含まれています。

8. 2024年7月分のコンビニの月次情報

7月の全店売上高は1兆507億7600万となり、対前年同月比0.6%増となりました。全店は32ヶ月連続のプラス・既存店は8ヶ月連続のプラスとなっています。

7月は記録的な猛暑や夏の行楽需要により、おにぎり、菓子、ソフトドリンクが好調だったことに加え、パン、カップ麺、玩具も好調に推移し、全店・既存店ともに売上高が前年を上回る結果となりました。

また、店舗数については全店で5万5684となり、7月は対前年同月比0.2%減です。

来客数については14億6677万9000人で、対前年同月比で1.1%増となっており、全店・既存店でともに4ヶ月連続のプラスとなっています。

平均客単価は716.4円で、対前年同月比で0.4%減となりました。

9. 2024年7月分のコンビニの商品別売上高

商品別の売上高(既存店ベース)は下記の通りです。

  • 日配食品:前年同月比0.5%減(売上構成比35.3%)
  • 加工食品:前年同月比1.2%増(売上構成比28.8%)
  • 非食品:前年同月比1.9%増(売上構成比31.3%)
  • サービス:前年同月比7.3%減(売上構成比4.6%)

※調査対象はJFA正会員コンビニエンスストア本部7社。セイコーマート、セブン-イレブン・ジャパン、ファミリーマート、ポプラ、ミニストップ、山崎製パンデイリーヤマザキ事業統括本部、ローソン。

参考資料

齊藤 慧