2024年9月から、新しい「年金生活者支援給付金」の対象者には、順次請求書が届く予定です。
この給付金を受け取るためには、届いた請求書を提出する必要があります。
「年金生活者支援給付金」は、年金にプラスされる支援金です。
年金だけでは生活が厳しい方々をサポートするためのもので、対象となるのは公的年金を受け取っている世帯やその他の所得が一定額以下の方々です。
受給額は、年額で約6万円程度になることもあります。
この記事では、この給付金の支給条件や具体的な給付額について、わかりやすく解説していきますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
1. 年金生活者支援給付金とは？要件をチェック
支援金は、「老齢年金」「障害年金」「遺族年金」を受け取っている方の中で、前年の所得が一定の基準を満たしているなどの要件を満たす人に支給されます。
具体的な要件について、詳しく見ていきましょう。
1.1 老齢年金：年金生活者支援給付金の支給要件
- 65歳以上の老齢基礎年金の受給者
- 同一世帯の全員が市町村民税非課税
- 前年の公的年金等の収入金額※1とその他の所得との合計額が87万8900円以下※2
※1 障害年金・遺族年金等の非課税収入は含まない
※2 77万8900円超87万8900円以下の場合は「補足的老齢年金生活者支援給付金」を支給
1.2 障害年金：年金生活者支援給付金の支給要件
- 障害基礎年金の受給者
- 前年の所得※1が472万1000円※2以下
※1 障害年金等の非課税収入は、給付金の判定に用いる所得には含まない
※2 扶養親族等の数に応じて増額
1.3 遺族年金：年金生活者支援給付金の支給要件
- 遺族基礎年金の受給者
- 前年の所得※1が472万1000円※2以下
※1 遺族年金等の非課税収入は、給付金の判定に用いる所得には含まない
※2 扶養親族等の数に応じて増額
支給される金額は次の章で解説していきますので、ぜひ確認してみてくださいね。
