1.2 注文住宅の外壁で後悔した点2:自宅の構造上処理費用が高くつく

注文住宅の外壁で後悔した点2:自宅の構造上処理費用が高くつく

外壁塗装をしている写真

koumaru/istockphoto.com

「1階の屋上の一部をルーフバルコニーにしたが、バーベキューなどをすると外壁塗装の際に防水処理費用が多くかかるので後悔している」

ルーフバルコニーの床には防水加工が施されていますがそのほとんどは火に弱いため、バーベキューなどをすると火の粉が飛んで防水層を傷めてしまいます。

結果として雨漏りの原因になることがあり、その場合にはメンテナンス費用が高額になります。

そのためグリルやコンロの下には防火シートを敷いたりタイルなどの不燃材を設置したりする必要があります。

1.3 注文住宅の外壁で後悔した点3:外壁の材質

「外壁の材質を安価なものにしてしまったため、耐久性が低くなったことを後悔している」

外壁材は常に紫外線や風雨の影響を受け続けているので定期的にメンテナンスを行うことが不可欠となりますが、メンテナンスサイクルは外壁材の種類によって異なります。

一般的に樹脂系サイディングやタイルは耐久性が高く、最もシェアが高い窯業系サイディングであっても厚みが14mm、16mm、18mm、21mmなどがあり(住宅には16mm厚のものが最も多く使用されています)、厚みのあるものほど耐久性が高くて費用も高額になります。

したがって価格やデザイン性だけではなく、耐久性やメンテナンスサイクルも考慮に入れた上で外壁材を選ぶことが大切です。