2. 住宅ローンの金利はどちらで契約している人が多いのか
政策金利の変動によって影響を受けるのは、変動金利型の住宅ローンだとわかりました。
では、日本ではどのくらいの割合の人が変動金利で住宅ローンを組んでいるのでしょうか。
2.1 住宅ローン契約者の70%以上は変動型
国土交通省による調査では、日本で住宅ローンを組む人の大部分は変動金利型を選択していることが明らかになりました。
新規貸出額における金利タイプ別割合(2022年度)
日本では長らく低金利が続いたことで、住宅ローン契約者の多くは、現時点での金利が安い変動型を選択したのだと考えられます。
逆にいえば、低金利時代から脱却したとき、住宅ローンの支払いに苦しむ人が増えるという捉え方もできるでしょう。